秋元康氏のプロデュースでスタートしたAKB48。結成から18年以上が経ち、多くのスターを輩出したが、AKB48グループの卒業生がアイドルをプロデュースする例が増えている。 その筆頭は指原莉乃(31)。指原は、所属していたHKT48のプロデューサーとして腕を振るったが、2017年にはグループ在籍中でありながら新しいアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)をプロデュース。さらに姉妹グループ・≠ME(ノットイコールミー)、≒JOY(ニアリーイコールジョイ)をプロデュースし、瞬く間に人気者に仕立てていった。今ではアイドルプロデューサーとして秋元氏も認めるほどの才能を見せている。 アイドルをプロデュースするにあたり、指原の場合“元AKB48”というブランドがあったが、他のほとんどは、グループ在籍時は一般的には名の知れていない子たちばかりである。しかし、作り手に回ったときは、AKB48というメジャ
まさに前代未聞である。 日本体操協会は19日、東京都内で会見し、パリ五輪体操女子日本代表の主将を務める宮田笙子(19)に飲酒と喫煙の事実が発覚したため、出場を辞退すると発表した。 宮田は6月末から7月にかけてナショナルトレーニングセンター(NTC=東京・北区)のアスリートビレッジで喫煙と飲酒をしたことが、日本協会への情報提供で発覚。協会は18日、事前合宿地のモナコから宮田を一時帰国させて事情聴取を行い、本人が飲酒と喫煙を認めたため、日本オリンピック委員会(JОC)の派遣規定や体操協会の行動規範に反するとして、代表の座をはく奪した。五輪本番直前に不祥事で出場が絶たれるのは異例のことだ。 会見した藤田直志会長は「宮田選手本人だけの責任ではない。体操協会全体としての責任」と話し、選手のサポート体制を拡充するなど、再発防止に取り組むことを明かした。 西村賢二専務理事は飲酒などの常習性について「まず
平井堅、CHEMISTRY、JUJUら人気アーティストを多く手掛け、EXILE「Ti Amo」で日本レコード大賞、天童よしみ「帰郷」で日本作詩大賞を受賞した松尾潔。今月24日に発売されるアヤ・シマヅ(島津亜矢)のアレサ・フランクリンのカバーアルバムなどをプロデュースする一方で、小紙コラム「松尾潔のメロウな木曜日」でもおなじみの彼が、往年のアイドルと対談するシリーズ第3弾は、同学年のヒロイン南野陽子。その第3回(最終回)です。 ■同級生には本田美奈子、岡田有希子が 松尾 実はこの対談、本来なら昨年末に行う予定でした。それが、南野さんの身辺で大変なことが起きまして……。その後、離婚されて環境に変化もあったと思うけど、どうですか、いくぶん落ち着きました? 南野 その節はご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありません。大変でしたが、最近ようやく落ち着きました。それでも、まだ言えないこともたくさんある
「犠牲者」は1人だけではなかった──。兵庫県が斎藤元彦知事のパワハラなど多くの疑惑で大揺れだ。内部告発文書を配布し、懲戒処分を受けた元西播磨県民局長の男性職員が自殺。片山安孝副知事が辞職する意向を知事に伝えているが、責任を問われた斎藤知事は地位に恋々としている。さらに実は、別の職員の自死を隠蔽している疑いが浮上した。 元大阪府財政課長の斎藤知事は2021年に初当選。大阪以外で初めて誕生した維新系知事だ。元局長の告発は今年3月のこと。県議会関係者や報道機関に配った文書で、斎藤知事のパワハラや企業からの贈答品受け取りなど多岐にわたる疑惑を列挙。昨年11月開催の阪神・オリックス優勝パレードを巡る疑惑も出てくる。大阪府と県が連携し、大阪・関西万博のPRにまんまと政治利用したアレだ。 運営費5億円はクラウドファンディング(CF)と協賛金で捻出。しかし、CFは思うように集まらず、協賛金獲得のために各部
安倍元首相の横死から2年。35年連れ添った昭恵夫人が11日、都内で講演した。お題は「私が今 思うこと」。380人ほどが着席可能な会場はほぼ満席で、ひと言も聞き漏らすまいという熱意が満ち満ちていた。 昭恵氏は「6月30日に東京の増上寺で、(命日の)7月8日に安倍家のお墓がある山口県長門市の長安寺で三回忌の法要を致しました」と語り始め、涙を時折ぬぐいながら思い出話を披露。元首相夫人らしく「自民党は本当に人材が豊富。当選回数が若い(少ない)議員もたくさんいて、今の自民党を何とかしなくてはいけないと思っている。これからも自民党を応援していただきますようお願いします」と訴えるなど、無難にまとめたが、質疑応答でマサカの展開が待ち受けていた。 トップバッターに指名された中年男性は「絶対に来なくては行けないと思って名古屋市から足を運びました」と自己紹介し、こう続けた。 「(旧統一教会の政治団体の)国際勝共
7月7日投開票の東京都知事選が終盤に差し掛かり、情報戦の様相を呈している。 大手メディアの情勢調査では現職・小池百合子知事(71)が先行、蓮舫前参院議員(56)が追いかけ、石丸伸二前安芸高田市長(41)が続く展開になっているが、ここへきて下馬評を覆す“怪情報”が永田町で飛び交い始めた。出回っているのは、あるメディアが実施したとされる情勢調査の結果。「小池45、石丸25、蓮舫20」と記されている。「日曜まで」とも明記されているから、期日前投票の出口調査の結果と受け取れる。真偽不明とはいえ、驚くのは、蓮舫氏が石丸氏の後塵を拝して3位に沈んでいることだ。 「立憲民主党と共産党がバックアップする蓮舫さんには組織票があり、地盤のない石丸さんに負けるなど、普通では考えづらい。ただ、港区や千代田区、中央区といった富裕層が住むエリアでは石丸さんが蓮舫さんを上回っているそうですから、『石丸2位、蓮舫3位』は
東京都知事選と同じ7日投開票のもうひとつの首都決戦・都議補選。国政選挙の前哨戦として裏金事件で大逆風の自民がどこまで負け込むのか注目されている。都内の9選挙区(江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩=多摩市と稲城市)で行われており(定数各1)、自民は南多摩を除く、8選挙区に候補を擁立した。 「現状、勝てそうなのは北区だけ。江東区は横並びの接戦。全敗は避けられても負け越す恐れが高い。茂木幹事長が3日と4日応援に入る。秋の総裁選に向けたアピールもあるのでしょうが、人気のない茂木さんが来ても逆効果じゃないか」(自民党関係者) ■思わぬ苦戦に最終日に小池都知事が応援調整中 旗色が悪いのは自民だけじゃない。都知事選ではリードしている小池百合子知事(71)が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の候補も全員討ち死にしそうになっているのだ。 都議補選で都ファは中野
「圧勝ムード」とはほど遠い。共同通信社が6月29、30日、東京都知事選(7月7日投開票)の情勢調査を実施。現職・小池知事(71)が一歩リードし、蓮舫前参院議員(56)が続き、石丸前安芸高田市長(41)が激しく追い上げる展開になっているという。 やはり、首都決戦は現職有利。小池知事は余裕しゃくしゃくかと思いきや、そうでもないようだ。 「小池さんは初当選した2016年知事選では291万票、前回は366万票を獲得し、圧勝しています。その結果、絶大な求心力を得ました。今回も圧勝したいところですが、かつての人気はもうありません。得票数がガクンと落ち、接戦での勝利になれば、水面下で支援する自公に『小池知事は我々のおかげで勝てた』と言われかねない。そうなれば、今後、都政運営で自公の要望をのまざるを得なくなる場面が増えるでしょう。そんな事態は避けたいはずです」(都政関係者) 小池知事は告示直後、街頭にあま
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