プロ野球巨人の福田聡志投手が野球賭博に関与していた問題を受け、球団や読売新聞本社、日本野球機構(NPB)には6日、抗議や意見の電話が相次いだ。 球団や読売新聞本社にはファンから抗議の電話が多数寄せられ、10日に始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージについて「辞退すべきだ」といった声もあった。 常設の調査委員会に調査委嘱したことを明らかにしているNPBの事務局には、「しっかり調査してほしい」「調査結果はいつ頃出るのか」といった声が計約40件寄せられた。 福田投手は今季1軍での登板はなく、八百長行為はなかったとみられるが、昭和44年に発覚した「黒い霧事件」を想起させる不祥事だけに、中には「こうしたことはプロ野球の衰退につながる」「重い処分を下してほしい」といった厳しい意見もあったという。 NPB事務局は今後、寄せられた意見を調査委に伝えることも検討する。
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