NTTドコモは2012年10月18日、Androidのアプリで通信を効率的に制御するための開発者向けガイドライン「Androidアプリ作成ガイドライン~効率的な通信制御に向けて~」を公開した(公開サイト)。dメニューの公式コンテンツプロバイダ(CP)向けに提供していた内容を一部拡充し、一般開発者も参照できるようにした。開発者が携帯電話の通信制御の仕組みを理解してアプリを開発すれば、電池消費量抑制やレスポンス向上などの効果を見込める。NTTドコモは開発者向けのTipsなどを積極的に公開することで、アプリの質向上につなげる考え。 携帯電話では無通信の状態が一定時間続くと、ネットワーク側の要求に基づいて端末の無線リソースを解放するPreservation機能を備えている。最近は端末側からネットワークに対して無線リソースの解放(または電池消費が抑えられる無線確立状態)を要求できるFast Dorm