映画館とまではいかないまでも、大きなスクリーンで、大音量で観れるので、なかなかの満足っぷりでした。 そんなボクの甘い気持ちを丸ごとぶっ壊し、初心に帰してくれたのが、そう。クリストファーノーラン監督の作品「 TENET 」でした。 クリストファーノーランの映画に対する愛情を感じました。 みんな映画館に行かなくなった。外に出ることさえ人の目を気にするようになった。ここまで数多くの作品が公開延期を余儀なくされ、ディズニーに至っては自社の大作を配信サービスに還元する形で公開するといった対策を講じてきました。そりゃそうですよね。収益がなければ会社は存続することができないんですから。 そんなNetflix、Amazonプライムビデオのオリジナル映画が台頭する中、CGも使わず、IMAXカメラで撮影し「 お前ら!絶対映画館に足を運べよ!これが映画だ!忘れんなよ!!」と言わんばかりのクリストファーノーランの