「ゼロベースで次世代の金融システムを作るときがきた」アクセンチュアの関戸亮司氏 3例目は、アクセンチュア 代表取締役副社長 テクノロジーコンサルティング本部 アジア太平洋・アフリカ・中東・トルコ地区 統括本部長の関戸亮司氏がプレゼン。これまでの日本金融システム発展の歴史を振り返った後、90年代以降の金融システムが直面する課題に話が及んだ。 「高価なメインフレームの限られたリソースをソフトウェアレベルで工夫しながら、日本が誇る匠の技で高度なシステムを構築してきた。確かに高効率なシステムが生まれたが、アプリケーションレベルでは密結合が起き、柔軟性やスピードの部分では課題を残す結果になった」と問題点に切り込んだ。 そして、「効率化のみを大義名分にシステム更改する時代は終わった。今こそゼロベースで次世代の金融システムを作るときがきた」と、GCPが提供するマネージドサービスを活用し、アクセンチュアが