KDDI(au)とソフトバンクモバイルが、今月から来月にかけて相次いでスマートフォン向けのコンテンツ配信事業を拡充する。主な狙いはアイフォーンと(NTTドコモも含めた)同業他社のユーザーを取り込むことだ。 両社はいわゆる「ウエブ・アプリ」の形式でコンテンツを配信することにより、一旦はアップルやグーグルに奪われたコンテンツ配信サービスの主導権を奪い返そうとしている。それはまた出版社やゲーム・メーカーなど、疲弊する日本コンテンツ産業にとっても大きな助け舟となることが期待されている。 アイフォーンへもコンテンツを配信 先手を打ったのはKDDIだ。同社は今年3月に開始した「auスマートパス」と呼ばれる定額制のコンテンツ配信サービスが当初から順調に伸び、今年8月末時点で会員(ユーザー)数が200万人を突破した。このサービスでは、ユーザーが月額390円を払えばゲームや電子書籍、各種のツールや地図・交通
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