2021年7月16日のブックマーク (18件)

  • オンラインとオフライン

    タグボートでは1年に2つのアートフェアを開催している。Independent TokyoとTAGBOAT ART FAIRだ。 その中でもあと3週間後に開催されるIndependent Tokyoは、これからの活躍が期待できる若手アーティストがブース出展して作品を展示販売するイベントである。 出展者約170名に対してギャラリスト審査員が30名。各出展者のスカウト合戦が繰り広げられると同時に、作品をコレクターに販売する場でもある。 さて、緊急事態宣言下でオリンピックが無観客で開催される中、タグボートが敢えてこのようなリアルのイベントにこだわるのには理由がある。 タグボートはオンラインでの販売をメインの事業としているように思われるのだが、実はリアルの展覧会もオンラインに負けず劣らず様々な場所で開催しているのだ。 その中で見えてくる敢えてリアルイベントを開催するメリットは以下の2点である。 1)

    オンラインとオフライン
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    ken-ne86 2021/07/16
  • ジャンポール・ゴルチエとサカイの阿部千登勢にインタビュー! 2人が語るクチュール発表の裏側。

    一年の延期を経て7月7日にパリで発表された、ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)とサカイ(SACAI)の協業による、2021年秋冬クチュールコレクション。その発表の直前に控えたゴルチエと阿部千登勢を取材し、今回の経緯からクリエイションの舞台裏までを聞いた。 2020年1月、パリのテアトル・ドゥ・シャトレーでの50周年記念ショーを最後に、引退を表明していたジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)だが、その後3月に新たな形で再始動を表明した。それは、シーズンごとに、彼自身が尊敬するデザイナーにクチュールコレクションの制作を任せるというもの。その最初のデザイナーに抜擢されたのがサカイ(SACAI)の阿部千登勢だ。 今回のコレクションでは、マドンナが1990年のツアー「Blond Ambition」で着用したコルセットに着想を得たというピエール・アル

    ジャンポール・ゴルチエとサカイの阿部千登勢にインタビュー! 2人が語るクチュール発表の裏側。
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 東京の空に巨大な「顔」が… 目を疑う光景が問いかけるもの | 毎日新聞

    アートチーム「目」が手がけた東京・原宿の上空に巨大な顔を浮かべるプロジェクト「まさゆめ」=2021年7月16日午前7時55分、北山夏帆撮影 上空をふと見上げると、巨大な「顔」が、浮かんでいる。きりりとした太い眉に、物思いにふけるような面構え。16日、東京・原宿に出現した「見慣れない」光景だ。道行く人が梅雨明けした空を見上げたり、スマートフォンで撮影したりしている。これって一体なに?【高橋咲子/学芸部】 午前8時。若者の街・原宿に通勤客の姿が見え始めた。風が吹くたびに向きを変える、バルーンのような「顔」を見て、道行く人が驚いた表情で空を見つめる。通勤路に突如現れた物体に、サラリーマンやマラソンランナーが一点を凝視していた。 シュールな光景を作ったのは、荒神明香(38)、南川憲二(41)、増井宏文(40)の3氏でつくる現代アートチーム「目(め)」だ。

    東京の空に巨大な「顔」が… 目を疑う光景が問いかけるもの | 毎日新聞
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 国立とイチエフで「技能実習」 ベトナム人青年に五輪はどう映るか | 毎日新聞

    「中に入って、見てみたい。(自分が関わったのは)ちょっとでも」。東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場(東京都新宿区)をフェンス越しに見上げて、ベトナム人男性はそう言った。約3年ぶりに再会したグエンさん(仮名、29歳)は肩の筋肉が盛り上がり体つきは良くなっていたが、はにかみながら話す仕草は変わらない。技能実習生として競技場の基礎工事に携わり、その後、東京電力福島第1原発で廃炉作業にも従事した。今年1月に再来日したグエンさんには開催が迫った東京五輪はどう映るのだろうか。【関谷俊介】 借金抱え、6人暮らし グエンさんとは約3年前、都内の建設会社が借りた福島県浜通りにある3DKの一軒家で初めて出会い、その後も福島に行くたびに数回立ち寄った。当時その家でベトナムとインドネシアから来た実習生ら20~30代の5人と暮らしていた。 6人のほとんどが渡航費などで100万円以上の

    国立とイチエフで「技能実習」 ベトナム人青年に五輪はどう映るか | 毎日新聞
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 鳥の声と波の音に包まれて ムーミン作者が愛した夏の島 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

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    ken-ne86 2021/07/16
  • 空港と選手村でわかった 五輪「バブル方式」は機能していない | | 山井和則 | 毎日新聞「政治プレミア」

    立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党の「東京オリンピック総点検野党合同チーム」の座長として、羽田空港、成田空港や選手村(東京都中央区晴海)を視察した。 入国した選手らは、外部との接触が遮断される「バブル方式」で行動することになっているが、極めて問題が多い。 検査で陽性が出ても選手村に 水際対策の基は隔離だ。2週間隔離するのが原則だが、選手は特例として隔離措置が免除される。その代わりがバブル方式だ。 しかし、検査時に陰性でも、実際には感染していてその後陽性になるケースはある。一定期間の隔離が必要とされるのはそのためだ。今回の特例では空港の検査で陰性となって選手村に入ってしまえば、堂は1000人規模、ジムは数百人規模だという。一歩間違うと大規模なクラスターが発生しかねない。 それだけではない。大会組織委員会によると、空港の検査結果で陽性が出た人もいったんは選手村に移動してPCR検査を受

    空港と選手村でわかった 五輪「バブル方式」は機能していない | | 山井和則 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 五輪開幕あと1週間 実効性欠く「安全・安心」 「祝祭」ほど遠く | 毎日新聞

    東京オリンピックに向けて1日に来日したギリシャのボート選手団。選手団の来日はピークを迎えている=羽田空港で2021年7月1日、佐々木順一撮影 新型コロナウイルスの感染拡大が首都圏で加速するなか、東京オリンピックは16日、開幕まで1週間となった。国際オリンピック委員会(IOC)や政府などが掲げる「安全・安心」は実効性を欠き、祝祭の雰囲気とはほど遠い状況にある。 「バブルの穴」次々と 「我々は日国民にリスクを持ち込まない。プレーブック(規則集)は非常に厳しく、うまく作動している」。IOCのトーマス・バッハ会長は14日、首相官邸で菅義偉首相に面会後、報道陣に誇らしげに語った。しかし、最初の質問で「プレーブックは守られていない。約束違反ではないか」と指摘されると表情がこわばった。「違反の報告は私には届いていない」と述べ、足早に姿を消した。 新型コロナウイルスの感染対策の要とされるのが、IOCと大

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    ken-ne86 2021/07/16
  • 「参院でも総理になれる」くら替えの林氏を河村氏皮肉る:朝日新聞デジタル

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    「参院でも総理になれる」くら替えの林氏を河村氏皮肉る:朝日新聞デジタル
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    ken-ne86 2021/07/16
  • エレキは非行? 生涯闘った寺内タケシ Charが語る:朝日新聞デジタル

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    エレキは非行? 生涯闘った寺内タケシ Charが語る:朝日新聞デジタル
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    ken-ne86 2021/07/16
  • この国に、女優・木内みどりがいた:大物プロデューサーの依頼断る「テレビ最多出演者」/38 | 毎日新聞

    1980年代になると、女優の木内みどりさんは押しも押されもせぬテレビの人気者になる。連続ドラマをはじめレギュラー番組への出演が相次ぐ。結婚しても人気が落ちないのは、女性のファンに支えられていたからだ。個人事務所を設立したことにより、テレビ局側から脅しめいた出演依頼があっても、「断る自由」を獲得していた。【企画編集室・沢田石洋史】

    この国に、女優・木内みどりがいた:大物プロデューサーの依頼断る「テレビ最多出演者」/38 | 毎日新聞
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 余録:「日本語のすでに滅びし国に住み短歌詠み継げる人や幾人」… | 毎日新聞

    「日語のすでに滅びし国に住み短歌(うた)詠み継げる人や幾人」。台湾の医師で歌人の呉建堂(筆名・孤蓬万里(こほうばんり))の作品だ。旧制台北高校時代に和歌を始めた。呉が編さんした「台湾万葉集」は日でも高く評価され、1996年に菊池寛賞を受賞した▲日統治下で育った台湾人には、母国語同様に日語を操る人が多かった。李登輝元総統もその一人だ。独立運動に関係して台湾を逃れ、日を拠点に活動した邱永漢(きゅうえいかん)は55年に「香港」で直木賞を受賞している▲戦後75年を過ぎ、日語世代はだんだんと姿を消している。呉が残した歌のように「日語のすでに滅びし国」と思っていたが、全く新しいタイプの「詠み継げる人」が登場した。「彼岸花が咲く島」で芥川賞を射止めた台湾人作家の李琴峰(りことみ)さん(31)だ▲日語を学び始めたのが15歳というから驚きだ。母国語以外の言語で選考委員をうならせる表現力を身に

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    ken-ne86 2021/07/16
  • 福島・聖火リレー 「復興途上の街並み」ルート幻に 組織委同意せず | 毎日新聞

    JR双葉駅前で行われた東京オリンピックの聖火リレー=福島県双葉町で2021年3月25日、社ヘリから長谷川直亮撮影 3月から福島県を出発地として始まった東京オリンピックの聖火リレーを巡り、同県双葉町が東日大震災で被災し、復興途上にある街並みがよく見えるルートを希望したにもかかわらず、大会組織委員会が同意しなかったことが分かった。毎日新聞の取材で判明した。国や組織委は「復興五輪」の名を掲げるものの、ありのままの姿を見てもらおうとした被災地の意向はかなわず「幻のリレールート」となった。 県などへの取材によると、幻のルートは東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が未解除であることなどから受け入れられなかった。3月25日に同町で行われた聖火リレーは復興事業で整備されたJR双葉駅前の広場を回るルートになり、町民らから「町全体が復興したように見える」などと疑問の声が上がっている。 東京五輪は、東京都

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    ken-ne86 2021/07/16
  • 持続化給付「不正受給」1万件超 経産省、刑事告発へ 実名公表も | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの影響で収入が減った事業者らに支給する政府の持続化給付金を巡り、不正受給の疑いがある申請が1万件を突破する見通しであることが分かった。大半はフリーランスを含む個人事業主による申請。経済産業省は悪質なものについては原則全てを詐欺容疑で刑事告発する。さらに、返還に応じない人などは氏名や所在地を公表していく。 政府関係者によると、不正の大半が個人事業主による申請で、申請に添える確定申告書を偽造したり、架空の売り上げ台帳を作成したりする手口が中心だった。警察庁によると、7月10日時点ですでに1306件を摘発し、被害額は約13億円に上る。経産省は警察庁と不正受給の手口や申請者情報を共有するなどして、不正が疑われるケースを洗い出してきた…

    持続化給付「不正受給」1万件超 経産省、刑事告発へ 実名公表も | 毎日新聞
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 連合挟んで立憲、国民にらみ合い 個別に政策協定 野党共闘に溝 | 毎日新聞

    立憲民主、国民民主両党は15日、連合とそれぞれ同じ内容の次期衆院選に向けた政策協定を締結した。連合は3者での協定締結を目指したが、立憲と共産党の「共闘」に国民が反発し、断念。政策協定を契機とした立憲・国民の連携加速とはならず、衆院選にも影響を与えそうだ。 連合は2019年参院選に向けた18年の政策協定も立憲、国民と個別に結んだが、締結式は報道陣に公開された。今回は非公開で、立憲の枝野幸男代表、国民の玉木雄一郎代表、連合の神津里季生会長が終了後に別々に取材に応じ、両党の溝をうかがわせた。 枝野氏は国会内で記者団に国民との選挙協力について「それぞれの地域で最大限双方の力を発揮できる形で進めたい」と意欲を示した。だが「3者で締結するつもり」(立憲の福山哲郎幹事長)だった目算が外れたのは否めない。枝野氏は「できれば3者で、との連合の意向があり、そういうつもりで対応してきた。矛盾はない」と語った。

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    ken-ne86 2021/07/16
  • SNS映えより、今この瞬間 米国発アナログなアプリが問う本質 | 毎日新聞

    オンライン取材でスマートフォンアプリ「Dispo(ディスポ)」の撮影画面を見せる米ディスポ社のダニエル・リス最高経営責任者(CEO)=2021年6月 「映え」にこだわるのはもう古い。そんな考え方で開発された使い切りカメラのようなスマートフォンアプリが、10代~20代前半の「Z世代」を中心に浸透しているという。フィルムの現像さながらに、撮影した画像は次の日の朝まで見られない。だから、その場で画像を加工することもSNS(ネット交流サービス)に投稿することもできない。こんなアナログなアプリが人気を集めるのは、なぜなのだろう。開発会社に取材した。【三上剛輝/経済部】 このアプリは「Dispo(ディスポ)」。英語のディスポーザブル(使い捨て)の略だ。現在は、米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」でのみ使える。 狭いファインダー、現像に時間 画面全体で被写体を見る通常のスマホカメラとは違い

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    ken-ne86 2021/07/16
  • 茂木外相、中米・カリブ海4カ国へ 台湾承認国支援で中国けん制か | 毎日新聞

    茂木敏充外相は訪問先の中米グアテマラで15日午後(日時間16日午前)、ジャマテイ大統領と約50分間会談し、21日までの中米・カリブ海4カ国歴訪をスタートさせた。中米・カリブ海には世界に15ある台湾と外交関係を持つ「台湾承認国」のうち8カ国が集中する一方、中国の影響力の高まりから台湾と断交する国も相次ぐ「中国台湾外交の最前線」(外務省幹部)。日技術・防災支援などを打ち出し、中国をけん制したい考えだ。 ジャマテイ氏との会談では、日の台風対策の知見を生かしてハリケーン対策などを支援すると表明。貧困、治安対策でも協力する意向を打ち出した。両氏は中国が力による現状変更を試みている「東シナ海・南シナ海」など東アジア情勢を巡っても意見交換した。 茂木氏は16日(日…

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    ken-ne86 2021/07/16
  • #五輪をどうする:選手の多様性「差別的な批判やめて」 LGBTQ当事者の願い | 毎日新聞

    サッカー選手としてプレーする傍ら、多様性の発信を続ける下山田さん=東京都内で2021年4月12日、円谷美晶撮影 東京オリンピック・パラリンピックは「多様性と調和」を大会ビジョンの一つに掲げ、大会を契機に多様性を受容する社会へ変われるかが問われてきました。LGBTQなど性的少数者の当事者として、多様性への理解を訴えてきた女子サッカー選手の下山田志帆さん(26)は、コロナ下で迎える五輪をどう見ているのでしょうか。【聞き手・円谷美晶】 2019年、プロサッカー選手として2年間を過ごしたドイツから日に帰国しました。誰もが自分らしく生きられる社会に日が変わるため、やれることがあると思ったからです。20年の東京大会に向けて社会全体で多様性への関心が高まっている期間に、当事者のアスリートの声が隠れてしまっては質が変わらない。この機会を逃してはいけないと思いました。 当時は公にカミングアウトしている

    #五輪をどうする:選手の多様性「差別的な批判やめて」 LGBTQ当事者の願い | 毎日新聞
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    ken-ne86 2021/07/16
  • 【GQ読書案内】7月に読みたい「韓国文学・エッセイ」3冊

    今回の舞台は「タウン」という「世界でいちばん小さくいちばん異常な」都市国家にある、住民権も在留権も持たない最下層の人々(=サハ)が住む「サハマンション」だ。密入国者や老人、女性、子供、性少数者、障害者といったマイノリティたちが、ディストピアの底辺で助け合いながら、強固で不条理な社会に抵抗し生きていくさまが描かれる。 30年前に起きた民衆による革命「蝶々暴動」の結末や、謎の新型呼吸器感染症の流行など、物語の中の事件の描写はなんだかリアルで、読んでいて心がざわついてくる。物語の不穏さに、最初は恐る恐る読み進めていたが、徐々にスピードを増す展開にハラハラしながら、最後は一気に読み終えた。こんな作品も書けるんだ、と、著者の魅力をさらに感じることができる1冊だった。 「サハマンション」は想像のつかないディストピアではなく、すでにこの世界のどこか、もしかすると意外と近くに存在するのではないか、と思えて

    【GQ読書案内】7月に読みたい「韓国文学・エッセイ」3冊
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    ken-ne86 2021/07/16