タグボートでは1年に2つのアートフェアを開催している。Independent TokyoとTAGBOAT ART FAIRだ。 その中でもあと3週間後に開催されるIndependent Tokyoは、これからの活躍が期待できる若手アーティストがブース出展して作品を展示販売するイベントである。 出展者約170名に対してギャラリスト審査員が30名。各出展者のスカウト合戦が繰り広げられると同時に、作品をコレクターに販売する場でもある。 さて、緊急事態宣言下でオリンピックが無観客で開催される中、タグボートが敢えてこのようなリアルのイベントにこだわるのには理由がある。 タグボートはオンラインでの販売をメインの事業としているように思われるのだが、実はリアルの展覧会もオンラインに負けず劣らず様々な場所で開催しているのだ。 その中で見えてくる敢えてリアルイベントを開催するメリットは以下の2点である。 1)