首長連合が、次期衆院選で民主党の政策を支持。会見に臨んだ橋下徹大阪府知事(右)と中田宏横浜市長(左)=11日午後6時17分、大阪府庁(門井聡撮影) 衆院選に向けて、応援政党の表明を目的に立ち上げた「首長連合」の橋下徹大阪府知事と中田宏横浜市長は11日、大阪府庁で会見し、自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)を評価した結果、地方分権や政権運営システムなどの面で、民主党を高く評価するとの「宣言文」を公表した。全国知事会の評価は民主より自民が上で、橋下知事は当初、「知事会の結論に従う」としていた。ところが、結論は逆になっており、政党関係者の間で波紋を呼びそうだ。 会見では冒頭、中田市長が首長連合の基本姿勢について「根本的に中央集権システムを改めることこそが、国の諸課題を解決する基本中の基本と考えている」と強調。そのうえで「民主党は政権交代というエネルギーを一気に活用して国のあり方を変える