2012年秋にも衆院解散・総選挙がささやかれる中、早くも週刊誌や夕刊紙が議席予測を掲載している。いずれの予測でも、民主党が議席数を100未満に激減させ、幅はあるものの、大阪市の橋下徹市長が率いる地域政党「大阪維新の会」が躍進するという点が共通している。 「永田町の多数説」だと「11月に投開票」? すでに解散話は、重鎮議員の口からも具体的に言及されるようになっている。例えば自民党の町村信孝元外相は12年7月25日に仙台市内で行った講演の中で複数のシナリオを示した。町村氏によると、一番早いケースでは「9月上旬に解散、月末選挙」で、「永田町の多数説」だと、「10月に臨時国会を召集して解散し、11月に投開票」なのだという。 そんな中、「週刊現代」8月4日号(首都圏では7月20日発売)と「夕刊フジ」7月26日号(同7月25日発売)が、相次いで議席予測について特集を組んでいる。今回改選されるのは全48