フランス東部ミュルーズの病院で、別の病院へ移送する患者をドクターヘリに乗せるため移動させる医療スタッフ(2020年3月22日撮影)。(c)SEBASTIEN BOZON / AFP 【3月23日 AFP】(更新、写真追加)フランスで21日、新型コロナウイルス感染者の対応に当たっていた救急救命医が死亡した。勤務先の病院がある仏北部オワーズ(Oise)県コンピエーニュ(Compiegne)のフィリップ・マリニ(Philippe Marini)市長が明らかにした。フランスで新型ウイルス対応に当たった医師が死亡したのは初めて。 マダガスカル出身のジャンジャック・ラザファンドラナジ(Jean-Jacques Razafindranazy)医師(67)は、感染の危険を知りながら自主的に休暇を切り上げて対応に当たり、フランスで最初に新型ウイルスが流行したオワーズ県で流行初期の患者を治療。3月初めに自身も