本当にHACCPを導入できるの? 中小の小売・飲食店に厳しい法律ができたって知っていますか? 2018年6月15日 垣田 達哉 6月7日、厚生労働省が、通常国会に提出していた「食品衛生法改正案」が、全会一致で成立しました。この法律の中で、中小小売店、飲食店にとってかなりの負担になるのが「HACCP(ハサップ)による衛生管理の制度化」です。 世界基準であるHACCP(注)は、日本でも大手を中心に既に導入している企業は多いのですが、それを全ての食品関連事業者に法律で導入を義務付けるのです。製造・加工はもちろん、飲食、調理、販売、保管、運搬等を行う事業者も対象になります。今後は八百屋、魚屋、肉屋など個人経営の小売店も、夫婦2人で営んでいる飲食店も、食品を扱っている事業者全てがHACCPという衛生管理手法を導入しなければならなくなるのです。 (注)HACCP:「食品の製造・加工工程のあらゆる段階で
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