atool を利用すると、さまざま方式で圧縮された、さまざまな形式のアーカイブを同じコマンドライン・インタフェースで扱うことができる。実体はPerlスクリプトのコレクションで、実際の処理はそれぞれに該当するネイティブのツールが行う。アーカイブを展開するコマンドやオプションはアーカイブの形式ごとに異なるが、atoolがそうした違いを吸収してくれるため、同じ方法でアーカイブを扱うことができるのだ。 atoolにはaunpack、apack、als、acat、adiff、arepackというコマンドがあるが、いずれもatoolのメインPerlスクリプトにリンクしており、各コマンドが持つ機能に応じてアーカイブの展開や作成などを実行する。 アーカイブを展開するaunpackは、ファイルが複数含まれている場合はファイルをサブディレクトリーに、1つだけの場合はカレント・ディレクトリーに置くが、-subd
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