Jenkins 2.0について書く記事の3回目です。今回は、前回書いたJenkins Pipelineを構成するDSLについて書きます。 フリースタイルプロジェクトのジョブ設定 1.x時代から存在したフリースタイルプロジェクトでは、Web上のUIを通してジョブを設定しました。この方法は、前回書いたように、わかりやすい反面いくつか問題点もありました。 機能が増えるにつれ設定UIが複雑になりがち 1つのジョブにつき1つのノードしか使えない デプロイパイプラインを構築するためには複数ジョブをつなげないといけない 設定の変更履歴を管理しづらい Scripted Pipeline 2.0のPipelineでは、GroovyによるDSLが導入され、Pipeline as Codeとしてジョブを設定できるようになりました。DSLによる柔軟な表現力により、上記の問題が改善されました。 必要な設定だけコード