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globalizationに関するkenjeenのブックマーク (27)

  • フラット化は局所ルールを破壊する - 赤の女王とお茶を 

    「うわべだけ規則に従って、規則違反はコッソリやるべし」という規律は、「健全な社会」にとって極めて重要である。 問題だけどたいして問題じゃないこと、悪いことだけどたいして悪くないこと、が、世の中にはたくさんある。そしてそれらは、コッソリ行なわれなければならない。 もちろん、いくら「コッソリ」見つからないからといって、何でもやっていいということにはなりません。グレーの領域には、グレーの領域なりの「ルール」があるわけです。「仁義」だとか「面子」だとか呼ばれることもある例のやつですよ。 別にグレーの領域に限りません。世の中一つのルールで全部治められるほど単純じゃない。それなら大工の息子とか家出した王子とかがとっくに世界を統一していることでしょう。 ただ人間がスゴイのは、そういう世界の多様性をうまく利用して価値に変えてきたこと。 民主主義、市場、科学。 これらは人間や世界が多様であることを前提とした

    フラット化は局所ルールを破壊する - 赤の女王とお茶を 
  • 電子的送信に適している仕事か否か。 - ホツマツタヱ。

    製造業の分野では続々と生産拠点を中国へ移し、コストダウンを図ってきた日企業。そして今、人事や経理などホワイトカラーの仕事までもが次々に中国へ移っている。大連や上海などの都市では、日語を話せる人材の育成を強化し、日のサラリーマンの5分の1以下という人件費を武器に、日企業の仕事を大量に請け負っているのだ。中国にホワイトカラー業務を移した日企業は2500社に上る。http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.htmlネットワーク上を流れるデータの単位であるパケットは、もとは小包の意味。それまでは郵便でホワイトカラーの仕事を実際に小包にして中国へ往復させて処理するなどは非現実的で、足元の日国内で処理する労働の需要があったかもしれないが、インターネットの登場で全世界的にあらゆる労働がパケット化して流通しはじめている。しかも、重要な点は非正規雇用者がす

  • 梶ピエールの備忘録。 - 消費者運動が強める多国籍企業の影響力

    では、企業の勝手にさせとくととかく汚いことをして金を稼ごうとするので、「正義」を実現するにはお上が適度に規制したほうがよい、という観念がまだ強い、ような気がする。 しかし、多くの発展途上国では、多少とも名の通った多国籍企業の方が腐敗しきった政府よりよっぽど「倫理的」であるというのがもはや常識となりつつある。もちろん、労働CSR(従業員の労働条件や人権に関する企業の社会的責任)という概念の普及がその背景にある。 労働CSR入門 (講談社現代新書) 作者: 吾郷眞一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/17メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る このは、一般にはまだあまりなじみのない労働CSRとはどんな性格のもので、グローバル経済の中でどんな意味を持つのか、ということについて分かりやすく解説してくれている好著だ。企業が遵守しなければならな

    梶ピエールの備忘録。 - 消費者運動が強める多国籍企業の影響力
  • 日本はなぜ技術立国として生き残るしかないのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    消費社会から環境資源の時代 NHKの番組で、マグロを確保する商社マンのドキュメンタリーがあった。国際的に飛び回り、各国でマグロを確保するのであるが、中国経済の発展とともに、中国人のあいだでもマグロのおいしさが認知され、マグロが中国市場に流れ込み、日分の確保が難しくなっているということだった。ここでは環境に考慮した漁獲量の制限などの環境問題も絡んでくるのだろう。「将来日人はマグロをべられなくなるのか」ということである。 また最近、ニュースで良くでるのが、下水のフタ、ケーブルなど様々な金属製品の盗難である。これは、ここ最近の金属材料の価格高騰からきていると言われる。これもまさに先進国中心の「消費社会」からグローバルな「環境資源の時代」への以降を象徴している。 世界的な資源パニック 来、石油を代表とする資源は、保守的な国家間の枠組みと資源供給メーカーによって動かされ、市場においても「固定

    日本はなぜ技術立国として生き残るしかないのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
  • フラット化する世界から「ずり落ち」ないために。 : Espresso Diary@信州松本

    2007年03月19日23:04 カテゴリ投資と経済 フラット化する世界から「ずり落ち」ないために。 「ずり落ち」という言葉には、現実味がありますね。自殺した人。破産した人。自らが作った会社から追われた人。だと言い続ける人。借金を残し、2〜3年で店を閉じた人。この数年、知っている人たちが次々と厳しい状況に陥るのを見ていると、「格差」とか「下流」というより、「ずり落ちる」人が増えていると痛感します。きのうの朝日新聞には「貧国の勝者 富国の敗者」という活字が並び、次のような文章が載っていました。 中流層の「ずり落ち」が各地に広がるのは、市場経済化とIT(情報技術)化で貧富の差が大きくなりやすくなっているためだ。企業や資は国境をいとも簡単に越え、地球規模で拡大する市場を先に制すれば巨富を得るが、そのダイナミズムに労働者や政府は振り回される。 インドのIT企業から成功者が現れ、アメリカの中流層

  • 援助するなら金渡せ - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    援助するなら金渡せ - H-Yamaguchi.net
  • 老後に必要なのは、お金だけではない。 : Espresso Diary@信州松本

    2007年03月11日23:34 カテゴリ地域経済 老後に必要なのは、お金だけではない。 雇用統計を受けた週末のアメリカ株は小動き。これからも米国の統計は、景気の減速と堅調さを示す入り乱れた数字が出るような気がします。原油は60㌦、ゴールドは650㌦。為替は1USD=118円と円安ですから、月曜日の東証は堅調な動きになりそう。私の中長期の見通しは、変わりません。日株は、緩やかに上昇。為替は、緩やかな円安。債券市場では、イールドカーブがフラット化。資源エネルギー関係は、高止まり。暴落の局面では、外国人と機関投資家がともに「売り越し」ながらも、個人が「買い越し」でしたから、やはり個人投資家の強気が相場を支えているのでしょう。市場は常に一方だけに進み続けるわけではないので、円キャリートレードの撒き戻しも、株価の下落も、これから繰り返し現れると思います。そして、円高や株安に振れるたびに、個人の資

  • 東ティモールで米不足 - 報道写真家から

    「最近の飢餓研究(特にインドの経済学者アマーティア・センの研究)は、広範に浸透する飢餓、および死亡率の増加が、しばしば総体としての糧供給が必ずしも不十分でない──場合によっては豊富でさえある──場所で起きていることを示している」 「そういう事例においては、根底にある飢餓の原因は、料の欠乏よりもむしろ糧入手手段の欠如である」 『誰が飢えているのか』L・デローズ著より 世界のどこかで飢餓が発生していると聞くと、われわれは文字通り、糧が欠乏していると受け取る。しかし、そうした観念は捨てなければならない。以前、「糧危機を創るIMFと世界銀行」と題してアフリカのマラウィの例を書いたが、マラウィの端から端まで陸路で糧を輸送するよりも、カンサスから船で運んだ方が安いのだ。国際援助によって近代農法を導入し、収穫量を増加させても、輸送インフラを放置しておいては意味がない。こうしたことが世界中で発

    東ティモールで米不足 - 報道写真家から
  • 日本の常識と世界の常識 - 池田信夫 blog

    Economist誌の前編集長(元東京支局長)とジャパン・ウォッチャーとして知られる証券アナリストの対談。内容は常識的だが、これが日の常識がどれぐらい違うかをみるために、日経団連の「御手洗ビジョン」と比べてみた。 今後の大きな変化がグローバル化と人口減少だという点では、両者の見立ては一致しているが、それに対する考え方は対照的だ。財界が中国やインドの追い上げを強調し、研究開発に政府から補助金をもらって製造業の競争力を強化しようとするのに対して、外人2人はもう「額に汗して働く」時代ではないと断じ、中国やインドとの国際分業を進めるべきだとする。今後の成長産業はサービス業であり、日の経済力はドコモやイオンがどこまでグローバルなプレイヤーになれるかで決まる。 政治との関係では、「御手洗ビジョン」が行財政改革を強調し、消費税の引き上げを提言するのに対して、外人は財政再建なんてどうでもいいと一

  • NHKで伝えきれなかったRMT問題の根深さ【コラム】 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS

    「通信事業を気でやるんですかね」――。2019年10月に"第4のキャリア"として携帯電話事業に参入する楽天に対して、ソフトバンクの宮内謙社長は楽天の取り組みに対して心配顔でこう疑…続き ソフトバンク宮内社長「非通信の新事業、数千億円に」 [有料会員限定] iPhoneユーザーに選択迫る 総務省の「完全分離」案 [有料会員限定]

    NHKで伝えきれなかったRMT問題の根深さ【コラム】 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
  • 投資立国 - 漂流する身体。

    僕は所謂外資系ファンドで働いている訳では無いが、僕が働いている日国における投資の分野で右翼から左翼まで、共通して喧伝して、何だかなーと思うのが、外資ファンドへの課税強化である。古くは新生銀行の上場益を課税できないという話から、最近では外資の不動産ファンドの儲けがスルーしているという話まで、色々な事例で政府が叩かれている。何となく外人が金融素人の日人を騙して、買い叩いて大儲けした上に、税金まで取れずに海外に資金が出て行ってしまう、という構図の判り易さと、嫌米主義の文脈における使いやすさから人口に膾炙し、たまに友人からも真顔で、なぜこんな事が許されているのかと聞かれる事が有る。 これなんか典型的な例で、まともな日の政党が国会質問まで行っている。 ○外資丸もうけのカラクリ/日共産党 消費税の免税点引き下げで、中小企業に四千億円もの負担増があることから、百四十万事業所から数千億円集めるより

    投資立国 - 漂流する身体。
  • - オルタナティブメディスン

    代替医療関連のHPめぐりします。学問的なコメントは大歓迎ですが、学問以外やプライバシーに関するコメントは容赦なく(^^)、削除します。

  • 梶ピエールの備忘録。 - さらにしつこくフェアトレードについて語る(下)。

    これは前回と前々回のエントリ、の続きです。 また、以下の関連エントリもご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20061123 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20061125 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20061127 正直言って今回はあまり自信ないのでツッコミを歓迎します。 さて、前回はフェアトレードの認証ラベルがより高度な品質を保証する認証ラベルに対する「脅威」となる可能性について論じた。最後に、フェアトレードの根幹ともいうべき価格保証制度の経済学的な根拠と、その問題点について考えてみよう。 言うまでもないことだが、価格体系をゆがめる個別産業への補助金や最低価格保証は経済学的には最も評判のよくない政策の一つである。それよりも、貧困ラインを定めて所得がそれを下回る家計に対して差額を補填した

    梶ピエールの備忘録。 - さらにしつこくフェアトレードについて語る(下)。
    kenjeen
    kenjeen 2007/01/08
    フェアトレードに関する一連のエントリ。まとめ
  • 梶ピエールの備忘録。 - ■[グローバリズム]新春もフェアトレード。

    今年最初のブログ更新と言うことで、当は違うネタで行こうと思っていたのだけど、折角山形さんやfuku33さんからコメントを頂いて議論が盛り上がった(たぶん)ので、どういったところが対立点になっているのかここで改めて整理しておこう。 まず、議論の前提となっているのは、世界的に農産物価格が下落傾向にある中で、コーヒー農家に代表される途上国の農民の多くが貧しい生活から抜け出せないでいる、という認識である。その上でそういった途上国の生産者に対する援助としてどのような方法がありうるか、と言った時に、次の二つが代表的なものとして思い浮かぶだろう。 (1)生産者がより付加価値の高い商品を生産して「自立」できるよう信用・技術面でのサポートを行う。 (2)生産者がグローバル市場における農産物の価格変動による打撃を受けないよう、「公正な価格」で買取りを行う。またコストの上昇分は何らかの形で消費者に転化する。

    梶ピエールの備忘録。 - ■[グローバリズム]新春もフェアトレード。
  • 針の上には天使は何人? - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります グローバル化と専門化 いろんな業界のグローバル化が喧伝された今年。 電話回線は国境を軽々越える。シリコンバレーのプログラマの競争相手がインドにいるとか、もう滅茶苦茶。 自分達の業界は、幸いにしてまだ大丈夫。それでもフィリピンから看護師がやってくるとか、 安価な中国人医師が解禁になるとか。 免許仕事は保護されている。学生時代、たまたま受験校にいて、医学部を出たから今の暮らし。 もちろん忙しいし、社会的な地位は地に落ちたけれど、それでもまだまだ余禄は残ってる。 ネットの医者は、みんな愚痴って世の終わりを叫ぶ。それでも、「じゃあ、免許いらない?」と聞かれたら、 10人が10人、間違い無く「No」という。みんな世間知らずだけれど偏差値高いから、免許が

  • 分裂勘違い君劇場 - 石器時代から1万年ぶりに、この惑星上の富が人々に平等に行き渡る時代が来る

    企業は順調に利益を上げているけど、儲けた金は、社員に還元しない。 儲けは、配当や株価上昇を通じて、株主に配られている.....かのように見えるが、 それはウソだ。 もしそれがホントウなら、普通の人でも、貯金して株を買って、株主になれば、 搾取される側から搾取する側になれるはず。 しかし、現実には、そんなことは無い。 なぜなら、現在の企業の株価は、その企業の将来の儲けまで織り込まれて値付けされているからだ。 かなり企業が儲けているのに、株価が下がることなんて、全然珍しくない。 もっと儲けるだろう、という期待で株価が膨らんでいるのに、期待よりも儲けが少なかったときなんかがそうなる。 むしろ、知識に乏しい普通の人が、株を買うと、儲けるどころか、損をすることも多い。 長期保有すれば儲け続けられるということも無い。 じゃあ、政府が規制をかけて、企業が儲けた金を、社員に還元しなければならないように し

    分裂勘違い君劇場 - 石器時代から1万年ぶりに、この惑星上の富が人々に平等に行き渡る時代が来る
  • さっさと次へ行こう。もう日本という物語は終わったのです。 - 分裂勘違い君劇場

    賃金の安い中国人やインド人との競争のせいで、日人の賃金が下がってるなんて、ウソなんだ。 そもそも、国際競争によって賃金が下がるなんて、あり得ないんだ。 どんなに中国人やインド人が安い賃金で激しく働こうが、そんなことには関係なく、日人の労働の価値自体は、変わらない。 サンマを一箱分、築地から目黒まで運ぶ労働の価値は、30年前と今でなんの変わりもない。100年前も変わらないし、100年後にも変わらない。貿易をしても、競争をしても、イノベーションが起きても、変わらない。 イノベーションによって日人の労働の価値は常に上昇しているし、国際貿易をして、お互いが豊かになることはあっても、競争のせいで生活が貧しくなるなんてことはあり得ないんだ。 だから、同じ労働に対して支払われる賃金も変わることはない。 グローバリズムそれ自体のせいで、賃金が下がったり労働条件が悪化していくなんて、あり得ないんだ。

    さっさと次へ行こう。もう日本という物語は終わったのです。 - 分裂勘違い君劇場
  • マルチチュード論はアナーキズムか? - 猫も歩けば...

    柄谷行人さんは『世界共和国へ』(岩波新書、isbn:4004310016)でネグリとハートの「マルチチュード」論を批判していた。 今回、読み直してみると、柄谷さんの批判は、ネグリとハートの「マルチチュード」論は、プロレタリア革命論のプロレタリアートを「マルチチュード」に置き換えたに過ぎないもので、その国家廃棄論はプルードンのアナーキズム(柄谷さんは「アナキズム」と書く)の過ちを繰り返すものに過ぎない、ということだ。 しかし、ネグリとハートは、『マルチチュード』で、自分たちの「マルチチュード」観はアナーキズムではないと書いている。 私は柄谷行人やネグリやハートほどものを読んでいるわけでも知っているわけでもないけれど、両方のを読んでみると、どちらの言い分にも半分賛成で半分反対というところだ。でも、少なくとも柄谷さんのについては、ネグリとハートをまじめに相手にするのであれば、もっとちゃんとそ

    マルチチュード論はアナーキズムか? - 猫も歩けば...
  • 労働資源が安い。 - ホツマツタヱ。

    今日の日経新聞の「十字路」に「非正規雇用と格差問題」というコラムが載っている。J・Pモルガンのチーフ・エコノミストの議論である。その主張するところは、(略)「雇用の流動化」(略)。これはフランスでドビルパンが行った青年雇用促進法を中高年に当てはめたものと言える。(略)中高年の首を切って青年を雇用すれば、当面は、青年の雇用が増えて青年はうれしいだろうが、自分の親や、自分の20年後に雇用不安が待っていることになる。http://blog.goo.ne.jp/fuku555siba/e/49f773ca92298eb7ea5a45da1986c33eふくろうの城さんのblogから。将来的にパートタイムにつく主婦労働者は増加傾向で推移することが見込まれ、2010年には7万3794人、2015年には9万1961人、そして2020年には11万4600人に達すると予測される。このように、男性労働者におけ

  • 金融市場を非武装化せよ:ディプロ1997-12 - Desarmer les marches

    アレクサンドル・フォケット(Alexandre Fauquette)、フレデリック・ピエリュ(Frédéric Pierru)2024年4月号 コロナ禍のフランスにおいては、ロックダウンなど厳しい感染症対策がとられた。特に医療従事者に対するワクチン接種義務化と未接種者に対する厳しい措置は、その是非について現在でも世論が分かれている。この厳しい衛生取り締まりは、現代フランス社会をどのように映し出したのであろうか。[日語版編集部] (...) →

    kenjeen
    kenjeen 2006/10/08
    ヘッジファンドの首に鈴をつけろ