JR東日本は、台風19号の影響で長野市にある車両センターで浸水被害を受けた北陸新幹線の車両8編成について、すべてを廃車にすることを明らかにしました。 浸水した新幹線の車両10編成のうち8編成がJR東日本の所有で、廃車にする車両の一部の部品は再利用することを検討するということです。 車両の帳簿上の価格は、JR東日本の8編成分で118億円に上るということです。
JR東日本などは台風19号の影響で浸水被害を受けた北陸新幹線の車両、10編成についてすべて廃車にすることを明らかにしました。ただ、北陸新幹線の運行については、今年度末までに通常ダイヤに戻すことを目指すということです。 台風19号の影響で長野市にある新幹線の車両センターが浸水し、北陸新幹線の車両全体の3分の1にあたる10編成の車両が水につかりました。 JR東日本の深澤祐二社長は6日の会見で、車両の床下にあるモーターやブレーキの制御装置などが水につかっていて、完全な修理が難しいことから、所有する8編成を廃車にすることを明らかにしました。 また、JR西日本も所有する2編成を廃車にすることにしていて、浸水した10編成すべてが廃車になることになりました。 車両全体の帳簿上の価格は合わせて148億円にのぼり、部品の一部は再利用することを検討するということですが、会社では、損失分を今年度の決算に計上する
JR東日本は台風19号で被災した北陸新幹線について、繁忙期となる年末までに従来同等の輸送力回復を目指す。長野市内の車両センターが浸水し、全編成の3分の1に相当する10編成120両が使えない状態。運転を再開しても車両不足のために、運転本数は5―6割にとどまる見通しだ。上越新幹線に投入済み・投入予定の同型車両を転用し、車両検査でJR西日本の協力を仰ぐなど、緊急対策の検討に着手した。 北陸新幹線は13日早朝に発生した千曲川堤防の決壊によって、線路の一部が冠水し、車両センターが全域で浸水した。今後、現地の本格調査を進める予定だが、信号関係の電源装置に甚大な被害が見つかっており、運転再開まで1―2週間かかる見通しだという。 北陸新幹線ではJR東のE7系が19編成、JR西のW7系が11編成を運用中。このうち長野車両センターで浸水したのはE7系8編成とW7系2編成だ。詳細を調査した上での判断となるが「お
千曲川の決壊によって浸水した北陸新幹線の車両基地 台風19号は日本列島にかつてない規模の水害をもたらした。国土交通省が発表した「令和元年台風第19号による被害状況等について(第12報)」によると、河川の堤防が切れて崩されることを意味する決壊が発生したのは2019年10月16日14時30分現在で7つの県の合わせて59河川、90カ所に上るという。これらの決壊箇所での被害状況は多くが「調査中」とのことで、被害の全貌は同日の段階では明らかになっていない。 多数の決壊箇所のうちの一つ、信濃川水系の千曲川の左岸、58.0km地点に該当する長野市穂保(ほやす)地先で起きた千曲川の堤防の決壊は北陸新幹線にも大きな被害をもたらした。堤防の決壊によって流れ出した大量の水は、約2km北北西に位置し、長野市赤沼にあるJR東日本の長野新幹線車両センターと呼ばれる車両基地に襲いかかる。一時は面積約15万平方mの車両セ
台風19号で長野市にある北陸新幹線の車両センターに甚大な浸水被害があったことを受けて、JR東日本は、ほかの車両センターについても浸水リスクを洗い出し、車両を待避させる際の手順などをルール化する方針です。 北陸新幹線は「長野新幹線車両センター」が浸水するなどし、全線での運転再開は今月25日の見通しとなるなど大きな影響が出ています。 今回の被害を受け、JR東日本は長野新幹線車両センター以外の7つの車両センターなど新幹線の車両を留め置く場所について、浸水リスクを洗い出し、車両を待避させる際の手順などをルール化していくことにしています。 JR東日本によりますと、浸水や風の被害が予想されるときには、現場の判断などで新幹線や在来線の車両を別の場所に待避させることはあったものの、会社としてのマニュアルやルールなどはなかったということです。 JR東日本は「車両の待避手順や浸水時の対応をルール化することで、
北陸新幹線は、台風19号の影響で、長野県にある車両センターが浸水の被害を受けたことなどから運転再開の見通しがたたず、JR西日本は、14日も終日、富山と東京の間の直通運転を見合わせることにしています。 また金沢と糸魚川の間は、線路の安全が確認できたとして、臨時の「はくたか」を上下合わせて27本運転することにしているほか、富山と金沢を結ぶ北陸新幹線「つるぎ」は通常どおり運転を行っています。 一方、富山と東京の間の直通運転は終日、運転を見合わせることにしています。 富山駅の北陸新幹線の改札口の前には直通運転の終日運休を知らせるとともに、滋賀県の米原を経由して東京へ向かうルートなどを紹介する紙が貼り出されていました。 埼玉県の大宮から富山を訪れていた男性は、「きのう帰る予定でしたが飛行機もバスも満席でしかたなく一泊しました。できるだけ早く帰りたいです」と話していました。 JR西日本は、金沢から東京
JR九州は4月28日から、熊本地震における被災地の復旧・復興を願う「元気に!九州」ラッピングトレインを運行開始しました。車体に「元気に!九州」の文字を書いた列車を九州各線で走らせ被災地にエールを贈ります。 「元気に!九州」をラッピングした九州新幹線 6月30日まで、九州新幹線800系(九州新幹線:博多~鹿児島中央間)、特急ソニック883系(鹿児島本線・日豊本線:博多~大分間)、D&S列車「ゆふいんの森」70形(鹿児島本線・久大本線:博多~由布院・別府間)でメッセージをラッピング。現在運転を見合わせているD&S列車「特急あそぼーい!」183形も5月3日~8日(6日を除く)は博多~門司港間で運転し、同様にラッピングします。 上から特急ソニック、ゆふいんの森、特急あそぼーい! 運転本数・発売日などは別途発表するとのこと。九州新幹線は熊本地震によって一部区間の運休が続いていましたが、27日午後から
熊本地震で被害を受けた九州新幹線は、4月20日に新水俣─鹿児島中央間で運転を再開したものの、被災区間では復旧の見通しが立っていない。回送列車の脱線にとどまらず、橋脚や橋桁など軌道を支える構造物が広い範囲で損傷している。
九州新幹線は23日に博多-熊本間の運転が再開された。JR九州では 残る不通区間の熊本-新水俣間でも復旧作業を急ぎ、大型連休前に全線再開する方針だと報じられている(西日本新聞経済電子版の記事、 朝日新聞デジタルの記事、 毎日新聞の記事)。 JR九州では熊本駅南側で脱線していた回送列車6両のうち、23日までに5両の撤去を終えており、撤去作業は24日にも完了する見込みだという。ただし、23日16時30分付けで発表された24日の運転計画(PDF)では、余震が続いていることもあり、復旧の目途は立っていないとの記述もみられる。 これについて maia 曰く、 九州新幹線は高架橋の柱の亀裂が40カ所に及ぶといい、本格復旧はまだ先の話になる。再開された区間でも1時間に1本程度に本数を減らした運転となっており(九州新幹線臨時時刻表: PDF)、防音壁落下などの損傷が見つかった新玉名-熊本間(PDF)では時速
9日ぶりに営業運転が再開され、熊本駅から博多駅に向けて走行する九州新幹線=23日午前11時59分、熊本市西区 熊本地震の影響で一部運休が続いている九州新幹線について、JR九州がゴールデンウイーク(GW)前の28日にも全線で営業運転を再開する方針であることが、23日分かった。当面は震災による損傷箇所の補修工事を進めながらの、通常より運行本数を減らした臨時ダイヤとなる見通し。 地震による観光や経済への打撃を軽減させるため、繁忙期前の全線再開を目指す。14日の前震から2週間での早期再開に向け、損傷が集中する熊本−新水俣の復旧作業を加速。熊本駅の南方にある脱線車両の撤去は数日中に終わる見通し。 ただ余震や大雨の影響によっては、再開が28日以降にずれ込む可能性もある。山陽新幹線との直通運転はダイヤの設定が難しくなることから、再開が可能かどうか検討を続けている。 JR九州関係者は「九州自動車道の早期復
メインコンテンツに移動 購読申し込み 7日間無料お試し close QRコードリーダーを QRコード読み込み結果 � ��^U PGi�^U �bЇ^U �� �^U 熊日からのお知らせ 第71回 球磨一周市町村対抗熊日駅伝 第64回 熊日書道展《作品募集》 熊日情報文化懇話会 12日に例会 「これからの経済と私たちの暮らし」 経済ジャーナリスト・荻原博子さん 熊本善銀 「歳末助け合い募金」のお願い 28日まで受け付け 第45回熊日出版文化賞の作品募集 ホーム ニュース トップ 熊本 全国 エンタメ 動画 地方選速報 天気・気象 防災・災害 トップニュース タクシーにはねられ男性が死亡 熊本市中央区 熊本市南区で民家全焼 焼け跡から1遺体 農相に坂本哲志氏起用へ 衆院熊本3区選出 「全力を傾注したい」 地元の仕事、魅力発見 水俣市・袋小児童ら職業体験 県立高入試の前・後期一本化 学校は「歓
九州新幹線は23日、熊本地震の影響により不通となっていた区間のうち、博多(福岡市)-熊本(熊本市)の約98キロで営業運転を9日ぶりに再開した。これに先立ち、朝から試験列車を走行した。本州側や福岡県と熊本県をつなぐ大動脈の復活により、被災地の再建が加速しそうだ。 新水俣(熊本県水俣市)-鹿児島中央(鹿児島市)の約84キロは20日に運転を再開しており、全長約256キロの7割に当たる区間が復旧した。残る不通区間は熊本-新水俣の約74キロとなる。 23日は正午前から上り10本、下り11本(1本は筑後船小屋まで)を運行。24日以降は上下15本ずつに増やす。全列車が8両編成で各駅に停車。防音壁の落下などの損傷箇所に応急処置を施した新玉名(熊本県玉名市)-熊本の区間で速度を落とすため、所要時間は通常より長い約1時間となる。山陽新幹線との相互乗り入れは実施しない。 熊本-新水俣については、熊本駅の南側で脱
運転を再開し、博多へ向けて被災した熊本市内を走る九州新幹線の車両(23日午前11時58分、読売ヘリから)=松田賢一撮影 JR九州は23日朝から博多―熊本間で車両の試験運転を実施して最終的な安全を確認し、正午前に両駅間で営業運転を再開した。 同区間の運行再開は14日夜の「前震」以来、9日ぶり。 九州新幹線は14日の「前震」で、熊本駅の南約1キロ付近で回送車両(6両)が脱線し、全線が不通となった。被害が少なかった新水俣(熊本県水俣市)―鹿児島中央(鹿児島市)間(84キロ)は20日に運転を再開。防音壁の落下や高架橋のひび割れなど計25か所の破損箇所が見つかった博多―熊本間では、応急的な修復作業を終え、23日午前、試験車両を往復させて安全性に問題ないと判断した。 運行を再開したのは各駅停車で、23、24日は博多―熊本間で折り返し運転を行い、23日は約10往復、24日は約15往復する。所要時間は約1
博多−熊本間の運行を再開した新幹線に乗り込む乗客たち=熊本市のJR熊本駅で2016年4月23日午前11時32分、須賀川理撮影 週末を迎えボランティアも続々と被災地入り 熊本地震発生の14日から不通となっていた九州新幹線の博多(福岡市)−熊本(熊本市)間が23日、再開した。熊本県と本州や福岡県が新幹線でつながり、復興に弾みがつくとみられる。20日の新水俣−鹿児島中央間に続く復旧で、JR九州は早ければ月内にも残る熊本−新水俣間を含め全線を再開させる方針。週末を迎えボランティアも続々と被災地入りした。一方、2人が安否不明の熊本県南阿蘇村では23日も捜索が続けられた。【神崎修一、津島史人、林由紀子】 JR九州は23日早朝から、博多−熊本間で試験列車を走らせて安全を確認。午前11時50分過ぎ、博多、熊本両駅から再開後初の新幹線が出発した。
九州新幹線の博多―熊本間の営業運転が23日、9日ぶりに再開された。熊本地震の影響で運転停止中だったが、JR九州が23日朝から試験走行を続け、問題ないと判断した。新水俣(熊本県)―鹿児島中央に続く再開で、残る熊本―新水俣間も復旧を急いでいる。 在来線では博多―熊本間は2時間あまりかかっているが、再開で1時間ほどに短縮される。被災地支援などにも後押しとなる。 23日午前7時25分、JR熊本駅。駅員と報道陣のほかは無人の新幹線ホームに、博多駅から試験走行してきた8両編成の車両がゆっくりとすべりこんだ。車内ではヘルメットをつけた数人の作業員が、座席に異常がないか点検していく。運転再開に向け、走行に支障がないかの最終的な確認だ。JR九州は試験走行を午前11時ごろまで続け、営業運転を正式に決めた。 14日夜に運転停止になって以来の再開となる博多―熊本間。熊本大の男子学生(20)は大学が5月上旬まで休講
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