タグ

bookとcriticsに関するkenjiro_nのブックマーク (12)

  • 『1998年の宇多田ヒカル』音楽には今、言葉が足りない - HONZ

    タイトルが秀逸。「1998年の宇多田ヒカル」という単語を目にしただけで、様々な情景が昨日のことのように蘇ってくる。だが皮肉なことに、それは音楽に心を躍らせるという経験が、その時から更新されていないことを意味するのかもしれない。 1998年が、いかにエポックな年であったかを示す事実はいくつもある。1つは日音楽業界史上最高のCD売上を記録した年であるということ。そしてもう1つは、現在においても日音楽シーンにおけるトップ3の才能と目される音楽家が、すべて同じ1998年にデビューしたことである。それが、宇多田ヒカル、椎名林檎、aikoの3人だ。 書は「史上最も同期に恵まれていた」3人に浜崎あゆみを加えた女性ソロアーティスト達を題材とし、1998年からの18年間が音楽史においてどういう意味を持つのか紐解いていく。単に当時をノスタルジックに振り返るだけでなく、そして現在の状況を憂うだけでもな

    『1998年の宇多田ヒカル』音楽には今、言葉が足りない - HONZ
  • 磯部涼監修 | ele-king

    「Jポップの歌詞、翼広げ過ぎだろ」「瞳閉じ過ぎじゃね?」――。Jポップ歌詞の「劣化」が叫ばれるようになって久しい。音楽通のele-king読者であれば、「その通り!」と相づちを打ちたくなるところかもしれない。ところが、書の編著者・磯部涼は、そんな見方に疑問を呈する。 「決して最近の歌詞がつまらなくなったわけではなく、社会のリアリティが変容するとともに、歌詞が持つリアリティも変容し、ついていけなくなった人がいるにすぎないのではないか」 そう、歌詞は劣化などしていない。演歌や歌謡曲の全盛期から、陳腐な歌詞やストレートな表現はいくらでもあった。むしろ変わったのは、つくり手よりも受け手の意識だ。 芸人マキタスポーツの言葉を借りれば、いまや世は「1億総ツッコミ時代」である。ネットの普及で誰もが気軽に批評を発表できるようになり、ツッコミや批判が可視化されやすくなった。難しい音楽理論はわからないという

    磯部涼監修 | ele-king
  • 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」 作者: 横田増生出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/06/07メディア: 単行購入: 6人 クリック: 141回この商品を含むブログ (31件) を見る 内容紹介 消しゴム版画家・ナンシー関の死から10年。だが、その文章は一向に色あせることはない。いとうせいこう、リリー・フランキーをはじめ、ナンシーの文章に影響を受けたという宮部みゆきなど、多くのインタビューで重層的に希代のコラムニストの真実に迫る。 内容(「BOOK」データベースより) 青森から上京してきた18歳の予備校生は、どのようにして、消しゴム版画家にして名コラムニストとなったのか。他の追随を許さない鋭い批評眼は、いかにして生まれたのか。なぜ、魅力的で非凡な文章を書き続けることができたのか。ナンシーを知る人たちへのインタビューとともに、彼女自身の文章に垣間見えるいくつもの

    評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • n11books.com

    Salah satu permainan yang menarik perhatian adalah Slot Presto!. Dengan tema sulap yang menawan, grafis yang memukau, dan berbagai fitur serta bonus, Presto! menjadi salah satu pilihan favorit bagi para pemain. Tema dan Desain Visual Pertama-tama, Slot Presto! menarik perhatian dengan tema sulapnya yang unik. Desain visualnya mencerminkan suasana pertunjukan sulap dengan latar belakang panggung da

  • 政府の審議会を、ニコ動で放映せよ・・・という、東浩紀さんの「一般意志2.0」を読んで(後編):村上敬亮 情報産業の未来図

    政治家と官僚と学者が集う会議室には必ずカメラとスクリーンが用意され、議論は全てネットで公開され、他方で室内には、数千数万の聴衆の反応を統計的に処理し、タグクラウドやネットワーク図で映像化してダイナミックにフィードバックするモニタが用意されたインタラクティブな政府。 実際、東さんも書いているように、政府の意志決定は、「地滑り的」にこうなっていくだろうと思う。何より、公開されているという安心感を国民に提供することなく、議論を進めることは、もはや、政府にとって不可能になりつつある。 しかし、贅沢を言えば、今、日政府に下すべき処方箋は、当にこれだけなのだろうか?せっかく東さんにここまで書いてもらえるなら、更に、その周りで起きていることへの目配せや分析は書いてもらえなかったのだろうか。このに対しては、そんな贅沢な空振り感が、僕にはある。 (2) 語り部の育成 正直なところ、これまでも、政府の意

    政府の審議会を、ニコ動で放映せよ・・・という、東浩紀さんの「一般意志2.0」を読んで(後編):村上敬亮 情報産業の未来図
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2012/01/09
    「まずは、みんなで、東さんを舞台に引き上げようじゃないか。」とあるけど「フラクタル」の原作者の件といい、言いっぱなしで何のフォローもないのが彼のクセ(芸風?)だから徒労に終わるような気がする。
  • 公共2.0 〜『一般意志2.0』と『パブリック』を接続する試み

    奇しくも東浩紀氏の『一般意思2.0』と僕が編集したジェフ・ジャービス氏の『パブリック』という同時期に刊行された書籍がともに「公共」を主題に取り上げている。もちろん『一般意思2.0』は日を代表する思想家が基的に2009年からの連載をまとめたものだし、『パブリック』はアメリカのメディア/ITジャーナリストのなので、刊行にいたるまでの文脈やバックグラウンドは相当に違う。 でも一方で、情報化社会の深化を前提に、カントからハーバーマスやアーレントへ連なる近代的理性に拠る「公共」をもはや「非現実的」としてルソーにまで遡る東氏のアプローチと、ハーバーマスを批判的に継承しつつ新しい「パブリック」の創出を論じるジャービスのアプローチには共通性があるし、『動物化するポストモダン』以降の00年代的アーキテクチャ論(と僕が勝手に命名)を牽引してきた東氏と「テクノロジー決定論者」を自称するジャービス氏の距離は

    公共2.0 〜『一般意志2.0』と『パブリック』を接続する試み
  • 本の記事 : 〈甲乙閑話〉NHKの朝ドラ「遠さ」に共感 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 私益から里益へ - 書評 - 地域再生の罠 : 404 Blog Not Found

    2010年07月05日22:00 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer 私益から里益へ - 書評 - 地域再生の罠 筑摩書房松様より献御礼。 地域再生の罠 久繁哲之介 参院選の前の読んでおいて欲しいもう一冊が、こちら。 地域再生の名のもとに、いかにひどい地域破壊が行われてきたかを、有権者は改めて確認しておく必要がある。 書「地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?」は、「日版スローシティ」の著者が告発する、「地域再生」の現状であると同時に、「地域再生」の専門家がいかに地域再生の役に立っていなかったかというl告白であり、どうしたら「地域再生」をかっこ抜きの地域再生に出来るかを予告した一冊。 目次 - Mailより 第1章 大型商業施設への依存が地方都市を衰退させる 宇都宮市に移住して日一のバーテンダーに輝いた女性/宇都宮市で大型商業施設の撤退が止まらない/あの109も

    私益から里益へ - 書評 - 地域再生の罠 : 404 Blog Not Found
  • 福岡市と市民の特徴分析 ガイド本「これでいいのか」出版 各区の魅力紹介 / 西日本新聞

    福岡市と市民の特徴分析 ガイド「これでいいのか」出版 各区の魅力紹介 2011年7月26日 02:38 カテゴリー:九州 > 福岡 福岡市と市民の特徴を区ごとに分析した「これでいいのか福岡県福岡市」 福岡市南区の住民の口癖は「西鉄ですぐやけん」-。同市と市民の特徴を分析したガイド「日の特別地域 これでいいのか福岡県福岡市」(マイクロマガジン社)が出版された。県出身・在住の編集者や筆者が手掛け、イラストや写真を交えながら各区の魅力を紹介している。 「日の特別地域」は、街の印象などをデータと実地取材で検証するシリーズ。これまで東京各区や横浜市など関東中心だったが、25冊目の福岡市編で初めて地方都市を取り上げた。「まずは自分の地元を選んだ」と筑紫野市出身の高田泰治・編集部長(53)。県内在住のライター3人に執筆を依頼した。 「(天神から)西鉄ですぐやけん」。南区民の口癖とされる、この

  • 「未来改造のススメ」を読んだ - reponの忘備録

    未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論 作者:岡田 斗司夫,小飼 弾アスペクトAmazon 一気に読みました。 なんというか、「次の社会の話」をしている感じでした。 わたしは「働くことは苦役だ」といい、「働くことからの開放」として、「ベーシック・インカム」という制度を支持するエントリを書きました。 僕はベーシック・インカムを応援します - 「君たちは決して呪いから出ることはできない。僕がそうであるように、箱の中の君たちが何かを得ることなどない。この世界に何も残さず、ただ消えるんだ。塵一つ残せないのさ。君たちは絶対に幸せになんかなれない」 自分がしてきた仕事のつらさや、無意味さや、そりの合わない人と人とを調整しなければいけないめんどくささなどで、今も「仕事なんてクソ喰らえ」と思います。 しかし、どうも、実際に「ベーシックインカム」が実現したあとの社会は、労働に対する考え方が全く異なってしま

    「未来改造のススメ」を読んだ - reponの忘備録
  • 前島賢『セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史』が出ました&町田のあおい書店で『セカイ系とは何か』を買うと特典ペーパーがついてきます - ARTIFACT@はてブロ

    セカイ系とは何か (ソフトバンク新書) 作者: 前島賢出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2010/02/16メディア: 新書購入: 28人 クリック: 641回この商品を含むブログ (68件) を見るすっかり告知ブロガーと化してますが、また告知です。 前島賢さんの初の単著『セカイ系とは何か』が発売されました。こので、僕は「セカイ系」という言葉が生まれた当初についての話をして、ご協力させていただきました。ゲラも読ませていただいています。 ソフトバンク新書: セカイ系とは何か 目次一覧です。 このは「セカイ系」という言葉を軸に、90年代後半から今までのオタク史、正確にはオタク論史を辿ります。「セカイ系」は生まれた当初は「エヴァっぽい」作品を表す言葉でした。それが、今では社会論をも語れる言葉となっています。なぜ、ネットで生まれたジャーゴンが、このように大きく成長していったか? 

  • 気持ちのよい内田樹、宮台真司のリアルな闘い: 小さなメモ帳

    内田樹のは、どれを読んでも「ハズレ」がない。「現代思想のパフォーマンス」は難波江和英との共著だが、内田が担当している部分はその文章の流れで何となく分かる。 一方、「こんな日でよかったね」は、収録された文章の多くがすでに「彼のブログ」で発表済みである。そのため、「あれ、これって読んだっけ?」といった「既読感」に襲われることになる。ブログに掲載済みの文章なのだから、たまたまブログで読んでいれば、当然に「既読感」を得るわけで、そこには何の不思議もない。 だが、翻って考えると、この種の「既読感」というのは、ブログ云々以前から読書という行為に付随するおなじみの感覚の一つではなかったか。その多くは、いうまでもなく読み手の側の記憶の混乱に起因するのだが、別の見方をすれば、この記憶の乱れは活字を追うというプロセスが生じさせる「夢想的な時間」の感覚でもある。読書を重ねることで、ようやく到達できる魅力的な

    気持ちのよい内田樹、宮台真司のリアルな闘い: 小さなメモ帳
  • 1