サモアのツイラエパ・サイレレ・マリエレガオイ首相(2016年9月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / Bill JAYNES 【8月20日 AFP】サモアのツイラエパ・サイレレ・マリエレガオイ(Tuilaepa Sailele Malielegaoi)首相は20日に掲載された地元紙サモア・オブザーバー(Samoa Observer)とのインタビューで、太平洋の島しょ国が共同で中国に債務の帳消しを求めようという呼び掛けを「不誠実」と批判し、拒否していたことを明らかにした。 近年、南太平洋諸国は中国国有の中国輸出入銀行(China Exim Bank)を通じて巨額の融資を受けており、対中債務についてトンガのアキリシ・ポヒバ(Akalisi Pohiva)首相は先週、各国が返済に行き詰まり、中国政府から国有資産を差し押さえられる可能性もあると懸念を示し、債務の帳消しを中国に要請しようと南太平