新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本へ帰国できなくなっている外国人について、政府は1日、永住権や定住者の在留資格を持つ場合は「入管難民法に基づく入国拒否はしない」と発表した。新型コロナを巡り、こうした特例を認めるのは初めて。...
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本へ帰国できなくなっている外国人について、政府は1日、永住権や定住者の在留資格を持つ場合は「入管難民法に基づく入国拒否はしない」と発表した。新型コロナを巡り、こうした特例を認めるのは初めて。...
私:「あぁぁ~、早く日本に帰りたいね!日本、最高だよねぇ。」 子:「うん、早く帰りたい!飛行機乗るの楽しみ!」 という会話が繰り返される、今日この頃。 子供たちとの会話を振り返って、反省することがある。 それは、「私、子どもに日本愛を押し付けてる?」ということ。 だいたい、「帰る」という言葉がふさわしくない。私たちの生活拠点は、カナダだ。 「日本が最高」というのも私の価値観。しかも、かなり抽象的。何をもって最高と言えるのか、子供たちも聞いてこない。 きっと私が言いすぎて、子供たちの脳内には、「日本=最高」という公式が出来上がっているのだ。 私もそれを反省する瞬間があるのだが、それでも日本を絶賛する言葉が止まらない。子供たちも、常に賛同してくれるけれど、幼い頃から聞き続けてきた私の言葉に、洗脳されているだけかもしれない。 先日、親戚の家にお邪魔していた時のこと。子供たちの叔母が、「日本の何が
反イスラム極右政党が第2党に[ロンドン発]14日投開票されたフィンランド議会(定数200)選で反イスラムの極右ポピュリズム政党フィン人党が1議席差で第2党につけました。前回の議会選でもフィン人党は第2党に入っており、完全に市民権を得たことをうかがわせます。 英BBC放送によると、どの政党も得票率が20%を超えなかったのはこの100年間なかったそうです。ほとんどの政党はこれまでフィン人党との連立を否定してきました。 5月下旬に行われる欧州議会選の世論調査でも同じような傾向が出ています。 欧州連合(EU)懐疑派ポピュリスト政党だったフィン人党は2015年、連立政権に参加。2年後に強硬派が主導権を握ったため政権から追放され、分裂しました。改選前の議席は17議席。今回「われわれのフィンランドを取り戻せ」をスローガンに、2倍以上の39議席に戻しました。 社会保障・医療改革と地球温暖化が争点になった選
オランダのマルク・ルッテ首相が、国の価値観を否定するなら「出ていけ」と主張する意見広告が23日付で、同国の新聞各紙に掲載された。広告は、台頭する反移民政党に対抗するためだとみられている。 オランダで3月15日に総選挙が予定されるなか、反移民を掲げる政治家ヘルト・ウィルダース氏が率いる極右・自由党(PVV)と、中道右派の与党・自由民主党(VVD)の支持率は、ほぼ同率となっている。
アフリカからヨーロッパに向かう難民があとを絶たない地中海で、貨物船に救助された難民が船を乗っ取る事件があり、ヨーロッパの国々で難民への風当たりがさらに強まることも懸念されています。 ところが、貨物船がそのまま目的地のリビアに向かおうとしたところ、救助された難民の一部が乗組員を脅して船を乗っ取り、地中海の島国マルタに向かわせたということです。 このため通報を受けたマルタの軍が沖合で、貨物船に乗り込んで船を奪還し、港まで移動させて女性や子どもを含む難民や移民全員を下船させ、数人を拘束したということです。 地中海ではアフリカからヨーロッパに向かう難民や移民があとを絶たず、NGOなどが救助活動を続ける一方、ヨーロッパの国々は受け入れに慎重な姿勢を見せ始めていて、なかでも右派政党が連立政権を組むイタリアは厳しい政策をとっています。 事件を受けて、イタリアのサルビーニ内相は「彼らは遭難した人々ではなく
「マンダレーの死」――。 ミャンマーのフォークシンガーが歌うその歌は、ユーチューブで公開され、瞬く間に拡散し、おおよそ100万人が怒りと悲しみに包まれた。 「異邦人(中国人)にめちゃくちゃにされた」「この都市に住みついたあいつたちは何者」「私たちの愛するマンダレーは死んだ」――。 ミャンマー人が中国人移民に乗っ取られた故郷、マンダレーを嘆くフォークソングだ。 中国人が、地元企業を買い漁り、国民であるミャンマー人が故郷を追われ、異邦人の中国人が我が物顔で自分たちの故郷を占拠したと歌う。 前回、「ついに頓挫か 中国人100万人マレーシア移住計画」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53936)で、マレーシア第2の都市、ジョホールバルに移住計画を企ててきた中国が、マハティール首相の誕生で苦境に立たされている様子をお伝えした。 そして8月27日、マハティール
特派員リポート 三浦英之(ヨハネスブルク支局長) 作家の曽野綾子さんが日本の移民政策について「南アフリカ共和国の実情を知って以来、居住区だけは、白人、アジア人、黒人と分けて住む方がいい、と思うようになった」とコラムに記した。 かつてアパルトヘイト(人種隔離)政策に苦しみ続けた南アフリカの人々は、どのような気持ちで受け止めたのだろう。南アの最大都市ヨハネスブルクに暮らす者として、各地を訪ね、人々の生の声を聞きたいと思った。 ヨハネスブルクにある国内最大… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
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※追記:文中で人間違いを行うという致命的なミスを行ってしまいました。James Faronという方に触れていますが、正しくはFrantz Fanonです。当該箇所でも追記しております。混乱を招いたことをお詫び申し上げます。なお、お恥ずかしいことにJames Faronという名前も、正しくはJames Fearonです。彼もまた有名な政治学者です。 ※追記2:最後に若干加筆しました。 ※追記3:最後にほんの少しだけ加筆。本件で真に掲げるべき標語について。 ※追記4:ブコメに対する返信をトラバに追加。及びブコメで指摘された誤訳について修正。 ※追記5:反応が非常に多いのですが、私の意図していることがあまり伝わっていないようなので、別エントリで行ったブコメへの返信の一部を載せます。また、追記3における本文での誤字も修正しました。ご指摘ありがとうございます。 フランスではJe suis charl
米国によるシリア領内への空爆で死亡した最初のブリティッシュ・ジハーディストは、イブラヒム・カマラというブライトン出身の19歳の青年だった。 わたしが住むブライトンという英国南端の街は、UKのゲイ・キャピタルと呼ばれるほど同性愛者の人口が高く、アナキストが多いことでも知られ、英国で初めて(そして今でも唯一の)「みどりの党」の国会議員をウエストミンスターに送った街でもある。つまり、ウルトラ・リベラル。な土地と言われているのだが、その一方で、最近では「海辺のジハーディスト」の街などと呼ばれ始めている。 死亡したイブラヒム・カマラという青年については、ガーディアン紙やBBCなどあらゆる英国のメディアが取り上げた。 故人の写真を見ると、パーカーにキャップ、大ぶりのフレームの洒落た眼鏡をかけたラッパー風のルックスで、ファンキーなアフリカ系の黒人青年である。またこういう青年がなんで。と思うが、ブライトン
(CNN) 国際移住機関(IOM)は16日、地中海で船が沈没し、欧州を目指していたパレスチナ人など500人あまりが死亡したとの証言があると発表した。生存者は、人身売買業者が故意に船を沈めたと話しているという。 イタリア、マルタ、ギリシャは16日までに、沈没船に乗っていた10人を救出し、3人の遺体が見つかったことを確認した。 IOMはイタリアのシチリア島で現地の警察とともに、同船に乗っていたというパレスチナの男性2人から話を聞いた。2人は浮き具につかまって海上を漂流し、数日後に救助されたという。 証言によると、船はエジプト・ダミエッタの港を6日に出港した。乗客はパレスチナのほかシリア、エジプト、スーダンから来た男女少なくとも400人と、子ども100人が乗っていた。 航海の途中で人身売買業者が別の小さい船に乗り換えるよう乗客に指示。乗客が拒んだところ、業者が激高して船を沈没させたという。業者は
髙尾 「今日(12日)の特集は、特定の人種や民族に対する、差別や憎しみをあおったりする言動・『ヘイトスピーチ』です。 ヘイトスピーチといいますと、差別的なことばがまず思い浮かびますが、実は、差別的なイラストや画像なども含まれます。 最近では日本でも、在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチが問題になっていますが、ヨーロッパでは、差別反対を訴えた人が殺害されるなど、深刻な社会問題になっています。」 鎌倉 「なぜヨーロッパで、ヘイトスピーチが繰り返されるのか。 そして、その広がりを防ぐためには、どんな対策が進められているのか。 最前線の現場を取材しました。」 ここ数年、ヨーロッパ各地で横行しているヘイトスピーチ。 ギリシャでは移民に対する、差別的な言動が繰り返されています。 移民排斥を掲げる、極右政党の党員による政治活動の様子を撮影した映像です。 移民と見られる人たちに対して、暴力的な振る舞い
英国からスウェーデンに移り、落ち着いてしばらくした頃、「リリア 4-ever」という映画が製作・公開され、国中に一大センセーションを巻き起こした。2002年のことだ。 ソ連崩壊後、連邦から独立した一共和国でストーリーは始まる。混乱を極め、貧困化する社会の中で、母親は16歳の少女を残し、新しい生活を求めて男と米国へ行ってしまう。後で呼び寄せると母親は言ったが、その後少女には何の連絡もない。養育権なども放棄されており、少女は捨てられたことを悟る。 母が置いていったカネもなくなり、すさんでいく生活の中で、少女は優しい男と出会う。彼に「スウェーデンには仕事がある」と言われて一緒に行く約束をする。偽造パスポートを手渡され、チケットの手配もするが、しかし男は「先に行っててくれ」と言い、飛行機には乗らない。 到着した空港で彼女を待っていた別の男が、彼女を自分の部屋に連れて行く。セックスを強要され、その後
2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真 *海外情報はその当時のもの。 *禁無断転載 スウェーデンでは移民に対する差別を明確な形で目にする事は稀である。もしあなたに対して公式な場所で人種差別的言動をしてくる人物がいたら、恐らくあなたの同僚や上司のスウェーデン人はかなり明確にその人にNoを突き付ける事は確実である。これは自信を持って断言できるし、間違いなくこの国の良いところ、なのであるが。 やはりそうは言っても完全に何もかも平等とは行かない、という部分もある。スウェーデン英語誌The localより。 http://www.thelocal.se/46022/20130205/ スウェーデン中部ウプサラ(Uppsala)大学に通うルーマニア人の学生が就職を試みたのである。あちこちの企業に履歴書を送るがどうにも返事が芳しくない。合計で200通以上送ったが返事はゼロであ
ロシアのインターネット上には絶えず「国外移住」というトピックが存在するが、それはここ数ヶ月、新たな盛り上がりを見せている。様々な社会集団に属するブロガーたちが投稿した説得力のある記事を舞台に、ロシアという国の現在と未来についての見解や、人々の境遇が語られているのだ。 ロシア人の大量移住は、一世紀以上前からの問題だ。これまでに幾度も移住の動きが押し寄せ、何百万もの有能な労働者、科学者や物書きがロシアから流出した。以降、ロシアからの移住は絶えず続いている。近年、経済状況が改善しているとはいえ、いまだに多くのロシア人が国を出ることを夢見ている。 ロシアの新聞Novaya gazetaの伝えるところによると、最新の世論調査でロシアを永遠に離れる意思を示した成人の割合は22%にのぼった(主にビジネスマンや学生)。同新聞にはまた、「近年」ロシアを離れた科学者やエンジニアの人数は130万人にのぼるという
1958年神戸市生まれ。ルポライター、広告代理店プランナー(大手旅行会社等担当)などを経て、現在はフリーライターとして活動。2000年に開設したWEBサイト「海外移住情報」は、海外移住マニュアルのパイオニアとして“移住ブーム” の火付け役となった。2009年8月、東京から沖縄の那覇に転居。著書に『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)などがあり、移住を通じての“人の在り方”にこだわり続けている。 【海外移住情報】http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation 日本を脱出する方法 3月11日に日本を襲った東日本大震災。その際起きた原発事故は、いまだ収拾のメドが立っていないばかりか、放射能汚染の影響はいまや日本中に拡大している。さらに、財政悪化による増税、経済停滞とリストラ、日本社会の閉塞感など、なんとなく日本では生きづらいと
1958年神戸市生まれ。ルポライター、広告代理店プランナー(大手旅行会社等担当)などを経て、現在はフリーライターとして活動。2000年に開設したWEBサイト「海外移住情報」は、海外移住マニュアルのパイオニアとして“移住ブーム” の火付け役となった。2009年8月、東京から沖縄の那覇に転居。著書に『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)などがあり、移住を通じての“人の在り方”にこだわり続けている。 【海外移住情報】http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation 日本を脱出する方法 3月11日に日本を襲った東日本大震災。その際起きた原発事故は、いまだ収拾のメドが立っていないばかりか、放射能汚染の影響はいまや日本中に拡大している。さらに、財政悪化による増税、経済停滞とリストラ、日本社会の閉塞感など、なんとなく日本では生きづらいと
「平和の国」ノルウェーを襲った22日の連続テロ事件は、当初はイスラム過激派の犯行を疑う見方もあった。だが、逮捕されたのは逆に欧州で増加するイスラム系移民に反発する極右思想の青年だった。事件の動機と背景を探った。【ロンドン笠原敏彦、前田英司】 ◇容疑者は極右青年 ノルウェーからの報道によると、警察当局に逮捕されたのはアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)。インターネットへの投稿や地元メディアの報道から浮かび上がる人物像は、移民に寛容な北欧型の「開かれた社会」に反発を増幅させていった姿だ。自らを「愛国主義者」などと評し、その言動には自己陶酔の世界さえ垣間見える。 「信念ある1人の人間は(自らの)利益しか考えない10万人分もの力に値する」。ブレイビク容疑者が簡易型ブログ「ツイッター」に18日残した犯行予告とも読めるつぶやきは、19世紀の英国人哲学者ジョン・スチュワート・ミルの名言をまねたものだった
【ハーグ(オランダ西部)福島良典】9日投票のオランダ下院(定数150、任期4年)総選挙は同日夜から開票され、地元テレビによると、中道右派のリベラル派政党・自由民主党が第1党の座をうかがい、イスラム移民排斥を掲げるウィルダース党首(46)の極右・自由党が大躍進した。自由党がバルケネンデ首相(54)の中道右派・キリスト教民主勢力を上回る第3党の位置に付けたことで、連立政権樹立のための各党協議のカギを握る可能性が高まった。 地元テレビの開票速報(開票率94.4%)によると、自由党は現有9議席から獲得予想24議席へと勢力を伸長した。選挙直前まで世論調査で他党に水をあけていた自民党(前回選挙22議席)は獲得予想31議席で、同30議席の中道左派・労働党(同33議席)に肉薄された。改選前に41議席で第1党だったキリスト教民主勢力は獲得予想21議席と惨敗し、バルケネンデ首相は党首辞任を発表した。 下院過半
ヨーロッパに新たな分断が生まれている。かつての鉄のカーテンとは違って、今回の「壁」は異質なものに対する強い拒否反応。西ヨーロッパではイスラム教徒、東ヨーロッパではユダヤ人とロマ人、同性愛者が標的になっている。 オランダでは3月3日の地方選で、イスラム教徒排斥を唱える極右の自由党が主要都市で躍進。続いて4月11日にはハンガリーで国会議員選挙の第1回投票が行われ、「ユダヤ資本」が「世界をむさぼり食おうとしている」と攻撃するフィデス・ハンガリー市民連盟が、過半数の票を獲得した。 フィデスよりもあからさまに反ユダヤ主義を掲げる極右政党ヨッビクも、今回初めて26議席を獲得し、従来の政権与党である社会党と2議席差に迫った。初の国会進出を果たしたヨッビクの幹部たちは、ネオナチ風の制服を着て登院したいと考えている。 最近の政治学者はこうした勢力を「反ユダヤ主義」ではなく「急進的ポピュリズム」と表現したがる
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