新潟市の小学校で、原発事故のあと福島県から自主避難してきた4年生の男子児童が担任の教諭から名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれたとして1週間以上、学校を休んでいることがわかり、新潟市教育委員会は、児童の心を傷つける不適切な発言だったとして謝罪しました。 新潟市教育委員会によりますと、原発事故のあと福島県から新潟市内に家族と自主避難している小学4年生の男子児童は、先月、担任の男性教諭から教室で名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれたとして、1週間以上学校を休んでいるということです。 教育委員会によりますと、担任の教諭は「インターネットの動画サイトで人気の『ヒカキン』さんなどの影響で、クラス内で親しみを込めてカタカナの『キン』をつけてやりとりすることがあり、ほかの児童の名前にも『キン』をつけて呼んでいた。ばい菌の『菌』という意味ではなかった」と説明しているということです。 しかし、男子児童は、担任教
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