固定の住居を持たず、全国にある拠点を移りながら暮らす「アドレスホッパー」。そんな新しい暮らし方を実践する人向けにサービスを展開しているのが、コリビングサービスの「ADDress」だ。 しかし、住民票は?荷物は?通販での買い物は?と謎は多い。4月から優先会員向けに開始されたADDressを使い、約半年間に渡り、アドレスホッパー生活を続けている、細川哲星さんと西野誠さんに、現在の暮らしぶりを聞いた。 細川さんは、体験型観光のウェブサービス「TABICA(たびか)」を手掛ける関係で、元々住まいのある東京にいたのは月の半分程度。「東京の家がもったいない」と思ったのが、アドレスホッパーになったきっかけだったという。一方、西野氏は5月に会社勤めを辞め、デンタルスタートアップ「自宅で歯並び矯正 Oh my teeth」の起業に携わっている。パソコン1つあればどこでも仕事ができるエンジニアという職業柄、「