印刷 関連トピックス富士通 富士通コンポーネントは来年初までに高電圧直流給電システムに対応したコンセントバーを量産する。年末をめどに現在の月10本程度から同1000本に引き上げる。直流給電はデータセンターで普及し始めており、今年に入ってから国内のデータセンター運用会社2社で採用が決まった。今後、太陽光発電などで得た直流電力をそのまま活用するシステムの普及も見込まれており、直流対応品の供給力を高める。 量産を始めるのはNTTファシリティーズ(東京都港区、沖田章喜社長、03・5444・5111)と共同開発した高電圧直流給電システム用コンセントバー。2009年2月に先行モデルを開発し、実証実験で取り扱いの容易さや安全性を評価してきた。従来のはパイロット生産してきたが、量産に向け金型を製造するなど、設備を充実させ、本格ラインを立ち上げ、年末をめどに量産体制に移行する。 直流給電システムは