「今さら40年前の映画の脚本なんて」と思うかもしれないが、この脚本、その内容はもとより、ハリウッドシステムと日本映画界との違いなど様々な壁にぶち当たり、途中降板してしまった巨匠黒澤明監督の手がけた「オリジナル」。 その後手を加えられ映画は完成したため、世界に向けて黒澤が発したかった山本五十六像というものを知ることができる貴重なものなのだ。 その山本五十六は、歴史教育の甲斐あって(?)、米国人にとっては卑怯にも「先制攻撃」という奇襲を仕かけた存在と認識されている。 実際には攻撃の開始までに様々な駆け引きがあり、それほど単純なものではないことは『トラ・トラ・トラ!』にも描かれているのだが、そんな米国人の主張を肌で感じることができるのが真珠湾にあるアリゾナ・メモリアルの数々の展示物。 しかし、沈没した戦艦アリゾナの真上に立つ堂々たる建造物の壁に記された数多くの戦没者名を見ていて、日本人が思い出す
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