「東京ゲームショウ 2012」が開催され、最大規模の出展をしたカプコンのブースには長蛇の列ができた=20日、千葉市・幕張メッセ(大西正純撮影)(写真:産経新聞) ゲームの最新事情を紹介する展示会「東京ゲームショウ2012」(コンピュータエンターテインメント協会主催)が20日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。約200社が出展した今年の見どころのひとつは、グリーやソニー・コンピュータエンタテインメントを抑え、過去最大のブースを展開するゲーム機ソフト大手のカプコン(大阪市中央区)。スマートフォン(高機能携帯電話)向けのソーシャルゲームが急成長する中、既存のゲーム機市場にこだわるカプコンのアピール戦略が話題を呼びそうだ。会期は23日まで。 「ソーシャルゲーム旋風に巻き込まれず、ゲーム機市場を守るための意地を感じる」。20日、カプコンブースを訪れたある業界関係者は話した。 来年で創業30周年