JR東日本は30日、中央線の神田―御茶ノ水間の万世橋高架橋(千代田区神田須田町1丁目)かられんが片がはがれ、高架下に入る飲食店の入り口付近に落ちたと発表した。けが人や運行への影響はなかった。 同社によると、れんが片は重さ約1・2キロで、縦9・5センチ、横17センチ、厚さ7・5センチ。高さ約3・6メートルのアーチ部分から落ちた。同日午後2時半ごろ、飲食店の従業員が気付いてJRに連絡した。 高架橋は1910年に造られたもので、同社は劣化によるものとみている。2年に一度点検しており、11月に点検を控えていたが、緊急点検を実施し、他には落下の恐れがないことを確認したという。