これは、9月21日まで開催中の「第41回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」の招待作品部門として行われたもの。本編の上映後のトークショーには、本作で総監督・脚本を務める富野由悠季とPFFのディレクターを務める荒木啓子が登壇。まず富野は「驚いているし、呆れてもいる。荒木さんが間違えたんじゃないかなと思って」と冗談めかしながらも、「『Gのレコンギスタ』という巨大ロボットものがここで上映されるとは思ってもいなかったので、困っているというのは本当のところです。だけど、困っているというのは半分は社交辞令で、本当のことを言うと当たり前だろうと(笑)。呼ぶのが25年遅かった!」と富野らしい少し毒のある言い回しで、この映画祭へ招待されたことを喜んだ。 「新しい才能の発見、紹介、育成」をテーマに掲げるPFFにちなみ、これから映画監督を志す人へ向けて、富野の映画監督としてのモチベーションや原動力について話題