大手住宅メーカーの「大和ハウス工業」の社員、およそ370人が国家資格の受験条件を満たしていないのにもかかわらず資格を取得していた問題で、国は来月2日から22日間にわたって、電気や配管工事などの営業を停止するよう命じました。 大和ハウス工業ではおととし、工事現場の責任者などに必要な「施工管理技士」という国家資格について、合わせて371人の社員が実務経験の年数など試験を受ける条件を満たしていないのにもかかわらず受験し、資格を取得していたことが発覚しました。 これについて国土交通省は法律に基づき17日、大和ハウス工業に対して来月2日から22日間、電気や配管工事などの営業の停止を命じました。 この間、大和ハウス工業は東京や大阪など25の都道府県で、住宅やオフィスの照明やコンセントの取り付けなどで、新規の契約ができなくなります。 一方、すでに契約を結んでいる工事については予定どおり行えるということで