借金返済が滞った会社役員の男性(45)に小指を切断させたとして、警視庁丸の内署は8日までに、傷害と強要の疑いで、福島県郡山市、不動産管理業太田正吾容疑者(51)を逮捕した。逮捕は7日。 逮捕容疑は2015年8月25日ごろから、自動車販売店を営む神奈川県内の会社役員に対し「金を払うか、指を詰めるかどっちかにしろ」などと繰り返し脅し、9月1日に左手の小指をのみで切断させた疑い。 丸の内署によると、太田容疑者は「小指を落とせと言ったが冗談だった」と供述。会社役員は13年ごろから、太田容疑者から店舗として使うビルの一室や事業資金を借り、事件当時は約2000万円の借金があった。