イラストレーターのみなはむさんの初となる絵本『よるにおばけと』(ミシマ社)が、10月15日に店頭先行発売された。ネット書店等一般発売日は10月21日。少女が「おばけ」と出かける夜の不思議な冒険を、リアルと幻想の狭間で鮮やかに描き出している。 発売に合わせて全国で原画展も予定されているほか、パネル展を開催している書店で絵本を購入すると、うれしいおまけも付いてくる(数量限定)。絵本は銀座蔦屋書店で10月31日まで開催の企画展「夏の出口、冬の入り口」においても購入可能。 パネル展開催書店等の情報はこちら 今回、絵本の発売を記念し、みなはむさんにインタビューを行った。近年、書籍装画や作品集の刊行など、国内外問わず活躍の幅を広げるみなはむさん。初めての絵本作りへの挑戦を経て、普段の制作との違いや、本作の見どころなどを振り返り語っていただいた。 ──絵本の依頼のきっかけについて、教えてください。 本作
子どもを「本嫌い」にするのは ヨシタケシンスケさんがウケた理由 「ウケる」と「泣ける」にご用心 書店や図書館には様々な絵本が並んでいます。どんな絵本を選べば良いのか、なかなか悩むところ。SNSでは「新刊は危ない」という投稿が話題になりました。大人ウケを狙った絵本が増えてるって、本当? 長年、絵本を研究してきた専門家に聞いてみました。 広松由希子さん 絵本評論家・作家。出版社での勤務、「ちひろ美術館」の学芸員などを経て、独立。著書に、「日本の絵本 100年100人100冊」(玉川大学出版部)などがある。 「絵本は大事」? ――私は3歳児の母です。第一子なので子育ての勝手が分からず、とにかく、子どもにとって”良い”ことをしてあげないと、と思ってきました。そんな中で、「0歳のころから読み聞かせると良い」と聞いて、何に”良い”かもよく分からないまま、「脳を刺激する」とうたわれる絵本を毎朝読む……み
「だるまちゃん」シリーズ、『からすのパンやさん』をはじめ、『どろぼうがっこう』、『おたまじゃくしの101ちゃん』など、楽しさの中に学びや創造、斬新さが秘められ、大人をも夢中にさせる絵本を数多く世に生み出してきた、絵本作家かこさとし(加古里子)は、2018年に92歳でこの世を去るまで600冊を超える作品を残し、その名作の数々は今なお世代を超え読み継がれています。 本展では、かこが若き日に描いた油彩画や、創作の原点にもなった戦後のボランティア運動の一種である「セツルメント活動」時代の紙芝居、これまで世に出ることがなかった絵本の原画などとともに、初期から晩年までの代表作をはじめ、貴重な作品や資料が一堂に集結。絵本作家としてだけでなく、「かこさとし」という一人の人間が絵本を通して未来に残し、伝えたかった想いを、その生涯と作品世界から紐解きます。
展覧会の巡回は終了しました。ありがとうございました! 「みみをすますように 酒井駒子」展 巡回情報 2021年7月10日(土)ー2021年9月5日(日)横須賀美術館(神奈川) 2021年12月11日(土)ー2022年1月30日(日)長島美術館(鹿児島) 2022年7月9日(土)ー8月28日(日) 兵庫県立美術館 ギャラリー棟3F(神戸) 緊急事態宣言による長い休館期間があったため、異例ではありますが、2021年9月18日(土)−11月14日(日)の期間で再度「みみをすますように 酒井駒子」展を開催します。 詳しくはこちら 『まばたき』原画(岩崎書店、2014年) 『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』(いずれも偕成社)などで知られる絵本作家・酒井駒子。子どもや動物、情景の繊細な描写と、絵と響き合う詩的な文が多くの人々を魅了してきました。ブラチスラバ世界絵本原画展での金牌、オランダ「銀の石筆賞」
「くまのがっこう」シリーズ(ブロンズ新社)やNHKEテレのアニメ「がんばれ!ルルロロ」を生み出した、絵本作家のあいはらひろゆきさん。2020年、あいはらさんは、出版の企画、営業、運営などの業務をひとりで行う、ひとり出版社「サニーサイドブックス」を立ち上げました。 10月に発売されたばかりの新刊は、どちらもコロナ禍で注目度が高まった「てあらい」をテーマにした絵本です。あいはらさんの新刊に込めた思い、ひとり出版社を立ち上げたきっかけについてお話を伺いました。 ルルロロのてあらいだいすき!作:あいはら ひろゆき出版社:サニーサイド「くまのがっこうジャッキーのいもうと」で登場し、その後NHK-Eテレアニメ「がんばれ!ルルロロ」で大人気となったふたごのキャラクター、ルルとロロのふたりが「てあらい」に挑戦します。 おばあちゃんと一緒に泡で遊んだり、歌を歌ったりしながら、どんどん「てあらい」が上手になっ
『ねないこだれだ』や『いやだいやだ』の作者として知られるせなけいこ(1931-)は、1969年、子育てに奔走する中、37歳で絵本作家としてデビューしました。 以来、おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本は、世代を越え、多くの親子に読み継がれるロングセラーとなっています。 本展では、代表作のひとつ『ねないこだれだ』の誕生50周年を記念し、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」4冊シリーズをはじめとする、絵本原画など約250点を出品。これまであまり知られていなかった、絵本作家デビュー前の幻燈や紙芝居の仕事もひもとき、作家せなけいこの創作の全貌を紹介します。会場には、絵本コーナーや楽しい仕掛けもご用意し、小さなお子さんも楽しんでいただける展覧会です。
※入館にはオンラインでの予約が必要ですが、 1月11日(月曜日・祝日)最終日までの3日間、全ての予約受付が終了しました。また、キャンセル待ち受付も行っておりません。大変恐縮ですが、ご了承ください。 板橋区立美術館 来館予約サービス(外部リンク)※ご予約の前にメール受信設定を必ずご確認ください。 詳細はこちら(外部リンク)※キャンセルの場合は、予約日前日までにEメール(web@itabashiartmuseum.jp)にてご連絡ください。 メール内容には、お名前、申し込み番号、予約した枚数を明記してください。なお、キャンセル受付専用メールアドレスのため、ご質問がある場合はお電話にてお問い合わせください。 ※予約日時を変更される場合は、キャンセルメールをお送りいただいた上で、再度ご予約ください。 会期 2020年10月24日(土曜日)~2021年1月11日(月曜日・祝日) 開催時間 午前9時3
「つんく♂」と聞くと、大人の方はどんなイメージが浮かぶでしょうか? ロックバンド「シャ乱Q」のボーカル? 「モーニング娘。」「ハロー!プロジェクト」などアイドルグループの名プロデューサー? 子どもと一緒にNHK Eテレの「いないいないばあっ!」を観ているパパママは、「ソラハアオイヨ」や「まる、まるっ」の作曲家というイメージを持っているかもしれませんね。 そんないろいろな顔を持つ、つんく♂さんが新しい表現の場として「絵本」を選びました。新作『ねぇ、ママ? 僕のお願い!』(双葉社)は、男の子とママの会話で進むやり取りがとても温かく、「息子の小学生時代を思い出して反省し、涙しました」「子どもの成長がかわいい! 自分の子どももいつかこんなふうになるのかな」というメッセージが寄せられています。 実はこの絵本、5月に完成していたものの、新型コロナウイルスの影響で発売が延びてしまうという憂き目に遭いまし
株式会社ブロンズ新社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:若月 眞知子)は、絵本『やっぱり・しごとば』(鈴木のりたけ作)を2月22日(土)に全国の書店で発売します。 本書は、作者の鈴木のりたけさんがさまざまな職業を取材し、仕事の現場や使っている道具、仕事の流れなどを圧巻のイラストで紹介する人気シリーズの第6作目。 6年ぶりの新作となる今回の『やっぱり・しごとば』は、サッカー選手や恐竜学者、探検家、オーケストラ団員など9つの「しごとば」を掲載しています。高い取材力と細部まで緻密に再現したリアリティあふれるイラストで、こどもから大人まで読み応え抜群の一冊です。 『しごとば』シリーズは2009年に第1作目を刊行してから昨年で10周年を迎え、累計販売部数30万部を超えました。 <書籍情報> 『やっぱり・しごとば』/ 鈴木のりたけ 作 •発売日:2020年2月22日(土) •定価:本体1,700円+税
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日本の出版市場は2018年も縮小し、書籍・雑誌の推定販売金額は1兆2921億円(出版科学研究所調べ)となり、1997年に前年を割って以来、21年間にわたってマイナスが続いている。その背景には、メディアの多様化や人口の減少など構造的な問題があるため、今後もすぐに市場が拡大に転じることは考えにくい。 そのような中で、海外市場が注目されている。なかでも、巨大な人口を抱え、日本とは文化的にも経済的にも密接な関係を持つ中国市場の存在感が出版業界で高まっているのだ。 「トットちゃん」中国で1000万部突破 2017年、日本でも800万部を超えて戦後最大のベストセラーとなっている黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』の中国版発行部数が、日本を上回る1000万部を突破したというニュースが流れた。また、いま中国で最も売れるフィクションの作家は東野圭吾だという報告もある。たしかに、中国では多くの書店が入り口付近の平
「アックス発 絵本作家展」は、20年の間に絵本作家デビューしたアックス作家をフィーチャーする展示企画。秋山あゆ子、アヤ井アキコ、井口真吾、かなまち京成(のざきまいこ)、川崎タカオ、後藤友香、コマツシンヤ、しりあがり寿、杉山実、田中六大、友沢ミミヨ、中野シズカ、根本敬、花くまゆうさく、ひろせべに、本秀康、森雅之の17名が参加する。本展用の描き下ろしを中心に、イラストや立体作品も並ぶ予定。 なお8月25日発売のアックスVol.124でも、巻頭にて「アックス発!! 絵本作家特集」を掲載。展示会場では同号を先行販売するほか、参加作家の関連書籍、ポストカードセット、缶バッジなど物販も展開される。参加作家の田中は、本展のために手作り限定冊子も用意する予定。
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