顔や手の甲に貼り付け、文字や画像を映し出せる高分子有機EL(PLED)ディスプレイを、東京大学の染谷隆夫教授らの研究グループが開発した。センサーと接続し、脈拍数や血液中の酸素濃度なども表示できる。 アクリル製のテープとシリコンラバーを使用し、厚さは約3マイクロメートルと人間の皮膚の1割以下程度。伸縮性に優れるため、肌の曲面にフィットし、貼っていることに気付かないほど違和感なく装着できるという。 成果は、科学誌「Science Advances」電子版に15日付で掲載された。 関連記事 「着るセメダイン」「IoT肌着」など“衣料型”に注目 導電性繊維・接着剤を活用 グンゼの導電性繊維、セメダインの導電性ペーストなどを活用した衣料型ウェアラブルが「第2回ウェアラブルEXPO」に出展されている。 バリバリ音が気にならない面ファスナー 帝人「ファスナーノ」を開発 ポリエステル繊維を使った面ファスナ
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