活動時間がやたらと長いブラック部活の実態は、顧問として長時間労働を強いられる教員だけでなく、子どもの健全な成長を危惧する保護者たちの間にも、問題視する声は少なくないようです。忙しすぎる練習スケジュールの再考を中学校に強く求め続け、ついに改善させた父親に、その「勝因」を聞きました。(朝日新聞編集委員・中小路徹) 【マンガ】「死ぬくらいなら辞めればいい」が、なぜできないのか? ネットで共感呼んだツイッター漫画 「この部活動は長すぎる!」。父親は憤りを収められませんでした。中学生になった長女は、ソフトテニス部に入ると、帰宅後ぐったりとして寝てしまい、深夜に起きて宿題をこなす生活となっていたのです。外食に誘っても「疲れているから家で食べたい」と断られる。父親は立ち上がりました。 40代会社員のこの父親は「スポーツは健全な体をつくるためにあるのに、むしろ心身を壊してしまいそうでした」と振り返ります
140年の歴史を持つ日本経済新聞社が、日経電子版アプリで内製化とアジャイル開発に挑戦した理由と現実、そして課題とは(前編) 日本を代表する新聞社のひとつである日本経済新聞社は、スマートフォンから記事を読むことができる日経電子版を提供しています。そしてこのスマートフォンアプリ開発において、同社は内製化とアジャイル開発による迅速なリリース体制を実現しました。 講演者自身が「古い体質」と説明する企業で、それまで外注によって開発されてきたアプリを、どのように内製化へ持ち込み、アジャイル開発の体制を実現していったのでしょうか。 1月12日と13日に行われたスクラムのイベント「Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017」では、同社でモバイルアプリケーションの開発チームを担当する武市大志が登壇。内製化やアジャイル開発を実現するために改革と改善を繰り返してきた背景と事情を詳しく
現実と仮想が融合するMixed Realty(MR)プラットフォーム用デバイスであるHoloLens(ホロレンズ)は、今まで映画の中にしかないと思っていた“未来”を一気にその手につかむことができるデバイスだ。厳密には触覚に訴えるタイプのMRではなく、いわば「“未来”を視覚と聴覚に叩き込むタイプのMR」と言ってもいいだろう。しかも、HoloLensで動作するアプリは、一般的なWindows 10と使い慣れたVisual Studio 2015 Update 2以降+C#/Visual Basic .NETを使って、既存の開発ノウハウの延長線上で開発が可能だ。 前回説明したように、HoloLensで動作するアプリは2DアプリとHolographicアプリに大別される。2DアプリはVisual Studioを使ってUWP(Universal Windows Platform)アプリとして作成する
事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。 企業の人事制度において、評価制度は多くの会社で導入しているでしょう。いわゆる、目標管理制度(Management By Objective and self control)によって、年初に上司と業務上の達成目標を設定し、その達成度合いが年度末に評価されます。その結果に基づき評定(4段階~5段階のところが多い)が決定し、賞与金額や昇給率に影響が出てくる(場合によっては昇格・降格もある)という、アレです。 私が昨年8月末まで在籍していた会社でも、全世界で導入されておりました。また、これに必要な「評価者研修」も共通プログラムとして存在しており、そのローカライズおよび展開といったことも担当業務でした。 最近になって、最終評点を廃止す
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