23日午後0時5分ごろ、前橋市柏倉町の林道で、休憩中だった治山工事の作業員の男性(30)が、群馬県警の千代延晃平(ちよのぶ・こうへい)本部長(50)が運転する乗用車にはねられ、左腕打撲などの軽傷を負った。千代延本部長にけがはなかった。 県警交通指導課によると、千代延本部長は休日を利用して林道を自家用車で走行中、道路の左端に座っていたとみられる男性をはねたという。 千代延本部長は「けがをされた被害者の方にお見舞いとおわびを申し上げます。本部長の立場で事故を起こしてしまい、大変申し訳ない」などとコメントした。21日から秋の全国交通安全運動期間(30日まで)に入っていた。【川地隆史】