タグ

ブックマーク / apeman.hatenablog.com (28)

  • 「河野談話さえ葬り去れば大勝利」脳の恐怖 - Apeman’s diary

    河野談話発表に至るまでの日政府による調査が不十分なものでしかなかったことは、私などもかねてから指摘してきたことです(例えばこれ)。そしてその後の研究者や市民団体による調査は河野談話の根拠を揺るがすどころか、より確かなものとしてきました。 したがって、いくら当時の聞き取り調査にケチをつけたところで河野談話をひっくり返せるわけではありませんし、維新の無責任な煽りに乗っかって安倍内閣が河野談話見直しを示唆するようなことでもあれば、深刻な「外交敗戦」が訪れるでしょう。「もういっそそこまで行った方がいいのじゃないか?」と思わないでもありませんが。 さらに、河野談話の根拠を問い直そうとするならば、第一次安倍内閣がついた嘘が改めて問題になる可能性もあります。当時日政府が集めた資料の中にはバタビア臨時軍法会議の記録が含まれていたにもかかわらず、「同日の調査結果の発表までに政府が発見した資料の中には、軍

    「河野談話さえ葬り去れば大勝利」脳の恐怖 - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2014/02/22
  • 慰安婦問題: 16年前から明らかになっていた資料がいまさら問題にされる事態の情けなさについて - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    エントリは基的に07年4月19日づけのエントリの焼き直しです。 TOKYO Web(東京新聞) 2013年6月25日 「従軍慰安婦問題「強制連行」資料あった」(見出しを一部省略) しんぶん赤旗 2013年6月19日 「「慰安婦」問題 赤嶺氏に回答 政府資料に強制証拠」 オランダによる戦犯裁判の「慰安婦」関連資料は、第一次安倍内閣時代の2007年にも報道されたことがあります(以下、いずれも朝日新聞のデータベースサービス、「聞蔵IIビジュアル」による)。 朝日新聞 2007年4月15日 朝刊 「慰安婦、強制示す調書 東京裁判に各国検察提出 研究者確認」 日軍慰安婦問題をめぐり、東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを、林博史・関東学院大教授(現代史)が確認した。17日に日外国特派員協会で会見して公

    慰安婦問題: 16年前から明らかになっていた資料がいまさら問題にされる事態の情けなさについて - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    khiimao
    khiimao 2013/06/28
  • 主語をあいまいにした読売新聞社説の欺瞞 - Apeman’s diary

    昨日の判決についての産経新聞の報道については、すでに ni0615 さんが論評しておられます。ここでは日づけの読売新聞の社説(魚拓)をとりあげてみようと思います。 判決は、旧日軍が集団自決に「深く関与」していたと認定した上で原告の訴えを棄却した。 しかし、「自決命令それ自体まで認定することには躊躇(ちゅうちょ)を禁じ得ない」とし、「命令」についての判断は避けた。 裁判所が「認定することには躊躇を禁じ得ない」としているのは「件各書籍に記載された通りの自決命令」すなわち「原告梅澤及び赤松大尉」が明示的に自決を命じたことについてであって*1、旧日軍の「命令」ではありません。そもそも第32軍なり大営なりが正式に「集団自決」を命じたなどという主張は(少なくとも影響力のあるものとしては)存在しなかったのですから、生存者や研究者が「軍が自決を強制した」と言うとき、それは「第32軍ないし大営が

    主語をあいまいにした読売新聞社説の欺瞞 - Apeman’s diary
  • NNNドキュメント’08「兵士たちが記録した南京大虐殺」 - Apeman’s diary

    別ルートではなしは聞いていたものの、日テレビのサイトを含めネット上に参照できるリソースがまだないので触れずにいた件ですが、dempaxさん経由で日機関紙出版(写真集『私の従軍中国戦線 村瀬守保写真集 〈一兵士が写した戦場の記録〉の版元)のブログで告知されているのを知りましたので、こちらでもお知らせしておくことにします。 NNNドキュメント’08「兵士たちが記録した南京大虐殺」 放映日時:2008年4月6日(日)24時55分〜25時50分(日付としては4月7日) 第13師団山田支隊の元将兵を訪ね歩き、幕府山で捕虜となった中国軍将兵の殺害事件の実態を明らかにするうえで画期的な調査を行った小野賢二氏への取材を中心としたドキュメンタリーが、上記のように放映されます。通常の30分枠を延長しての放映ということです。 「NNNドキュメント’08」の番組サイトはこちらですが、今のところ4月以降の番組の

    NNNドキュメント’08「兵士たちが記録した南京大虐殺」 - Apeman’s diary
  • また稲田か… - Apeman’s diary

    コメント欄でhimitsu04さんが触れておられるニュース。 靖国映画「事前試写を」 自民議員が要求、全議員対象に 2008年03月09日03時24分 靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画の国会議員向け試写会が、12日に開かれる。この映画は4月公開予定だが、内容を「反日的」と聞いた一部の自民党議員が、文化庁を通じて試写を求めた。配給会社側は「特定議員のみを対象にした不自然な試写には応じられない」として、全国会議員を対象とした異例の試写会を開くことを決めた。映画に政府出資の基金から助成金が出ていることが週刊誌報道などで問題視されており、試写を求めた議員は「一種の国政調査権で、上映を制限するつもりはない」と話している。 映画は、89年から日に在住する中国人監督、李纓(リ・イン)さんの「靖国 YASUKUNI」。4月12日から都内4館と大阪1館でのロードショー公開が決まっている。 李監督の

    また稲田か… - Apeman’s diary
  • じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary

    「三十分で読めるサイト」がお望みだと某所で聞いたので、30分と言わず3分で読めるように「差分」をまとめてみましょう。 捕虜殺害についての秦郁彦の推定(幕府山のことだけを考えても明らかに過少だけど)を採用したとして、短期間に3万人もの捕虜を殺害したという事例は、近現代の戦争史において特筆に値する。投降してくる兵士を捕虜にせずに殺してしまう、というのはたしかに多くの軍隊に見られる現象だが、武装解除していったん兵舎に収容した捕虜を万の単位で殺害する、などということはそうそうあることではない。 南京の日軍は、少なくとも師団レベルで組織的に捕虜を殺害している。上海派遣軍参謀だった長勇が「ヤッチマエ」と命じたという証言が正しいとすれば(そしてこれについては偕行社の戦史も事実だろうと認めている)軍のレベルで収容した捕虜の殺害を組織的に行なったことになる。いずれにしても近現代の戦争史において特筆に値する

    じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2008/01/04
    反「南京厨」陣営における、”差分”論争へのApeman氏の回答。
  • 「軍命令」をめぐって - Apeman’s diary

    沖縄戦における「集団自決」をめぐる教科書検定問題については、これまで福田内閣の姿勢を「融和的」と評してきたわけだが、結局のところ「直接的な軍の命令だったことを示す根拠は確認できない」(強調引用者)という姿勢は崩さなかったようだ。強調箇所は慰安婦問題をめぐる「狭義/広義の強制」云々といった議論を連想させるが、「直接的な軍の命令」ということで一体なにを意味しているのだろうか? 従来「軍命令」があったと主張してきた論者も、別に大営が命じたとか第32軍の参謀部が起案して牛島司令官の名前で発せられた命令があったはずだ…などといったことはもちろん言っていない。「命令する側の論理」ではなく「命令される側の論理」で考えるなら、初年兵は古参兵の褌を洗濯させられる時にも「下級のものは上官の命を承ること実は直に朕か命を承る義なりと心得よ」であって、「それは軍の直接の命令でありますか?」などと尋ねようものなら、

    「軍命令」をめぐって - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/12/30
    「命令する側は公式の、直接の命令でなくても言うことをきかせることができ、しかし後になれば「直接の命令ではない」と言い張れるということだ」
  • そもそも教科書の記述はどう書き換えられたのか - Apeman’s diary

    承前。 個人的には、直接の介入と間接的な影響力の行使とか、氏が参照している歴史研究者の抗議内容のように直接的な命令や暴力による強制と実行を容易にしたりそのような行動を選好するように誘導することを区別しない思考というのは非常に法的ではないなあと思うわけであるが、もちろん法的だからえらいとか正しいとか言いたいわけではない。 強調は引用者。かの「かなり心の狭い学究」氏はそもそもどのような記述にどのような根拠でどのような検定意見がついたのかをご存知なのかどうかという問題。結果次第では「狭い」のは「心」だけではなかろうということになると思われる問題について。 沖縄タイムス 連載「『集団自決』」検定(2) 軍隊(4月28日朝刊総合1面) 「軍の姿」都合良く変更 教科書準拠では実相伝えられず 東京書籍の「日史A」の検定申請は、沖縄戦の犠牲者を十五万人余と説明、続けて「そのなかには、日軍がスパイ容疑

    そもそも教科書の記述はどう書き換えられたのか - Apeman’s diary
  • 「死者への敬意」は批判封じのための道具じゃない - Apeman’s diary

    古森義久氏の「朝日新聞の夕刊コラムが死者にツバかけるーーー故瀬島龍三氏を「あいつ」「てめえ」と 」というエントリを読んであきれかえり、宮顕治元共産党委員長が死去した時の産経の報道を再チェック…と思ったら、すでに「黙然日記」のpr3さんがツッコミを入れておられました。 靖国へのA級戦犯合祀擁護論などで「死んだ人のことは悪く言わないのが日の伝統」みたいな表現がしばしばみられますが、そんなの二重の意味で嘘です。戊辰戦争で薩長軍が会津藩の戦死者の埋葬を禁じたこととか、靖国が死者をはっきりと選別していることについてはすでにあちこちで指摘されているので、ここでは繰り返しません。他方、「死者のことを悪く言うべきではない」という道徳感情そのものは、別に日に固有のものではなく、ほぼ普遍的に存在してるんじゃないでしょうか。ただし、「死んだからといって罪が消えてなくなるわけじゃない」という道徳感情とセット

    「死者への敬意」は批判封じのための道具じゃない - Apeman’s diary
  • 『ゆきゆきて、神軍』(追記あり) - Apeman’s diary

    奥崎謙三宅が取り壊されたから…というわけでもないだろうが、『ゆきゆきて神軍』(監督:原一男、1987年、日)のDVDが再発売された。 この映画が最初に話題になった当時にももちろんニューギニア戦線の悲惨さについて一通りのことは知っていたし、例えば人肉の発生などについてもはなしに聞いてはいたけれども、いま改めて観直すと奥崎がこだわっていたのが決して孤立した事件でないことがよく分かる。Wikipediaの「奥崎謙三」の項に次のようにあるのはまちがい。 映画の撮影の中で奥崎は、戦中に起こった銃殺事件の真相を追うが(…) 正しくは、敗戦後23日経ってから「敵前逃亡」の罪で軍法会議抜きに2人の兵士が射殺された事件の責任を問おうとしたのである。すなわち、当ブログでもとりあげた花園一郎、『軍法会議』が証言していたのと同じ問題である。敗戦後も日軍将校が軍の秩序をかさに着て法的根拠の疑わしい軍法会議を開

    『ゆきゆきて、神軍』(追記あり) - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/08/29
    「語ることによって自分が傷つくのがいやだからだ、という理由は口にされることがない。」
  • 『サイゾー』9月号がひどい - Apeman’s diary

    第1特集は「新しい日のタブー」と題されているのだが、そのうちの一つが「「従軍慰安婦」と「南京大虐殺」のミスリード」。担当は大崎量平という人物。だが内容はというと、否定派の主張としてもかなり稚拙で、頼まれ仕事感が漂う。だいたい、どちらの問題についても否定派のが堂々と書店に並んでいるのに「タブー」もへったくれもないだろ? 以下、順にみていこう。 記事によれば、従軍慰安婦問題の「争点」とは次のようなものだそうだ。 まず「従軍慰安婦問題」の争点とされているのは、「“従軍”慰安婦は、はたして存在したのか?」ということ。 まさか「従軍慰安婦という言葉は当時存在しなかった」といいだすのかと思ったら、ひきあいに出されているのは金学順さんの証言についての西岡力教授(東京基督教大)のコメント。要するに彼女は「強制連行」されたわけではなく親に“売られた”のだ、と。 「(…) つまり、彼女は、一言も日軍によ

    『サイゾー』9月号がひどい - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/08/20
    「サイゾー」が「スレッド」になっちゃった。
  • 笹川良一の見た松井石根、谷壽夫 - Apeman’s diary

    日の収穫、『笹川良一の見た! 巣鴨の表情 戦犯獄中秘話』(文化人書房)。 扉の写真。すごいセンスだ…。 写真のキャプションに笹川良一「氏」とあるが… 実は著者は笹川良一人ではなく、櫻洋一郎となっている。 書成立の背景をいろいろと想像させるのが「祝 笹川氏帰還」の広告。左は見開きではなく裏表のページを合成。 笹川良一が語るところでは、松井石根は当初「笹川さん、僕は罪が決れば伊豆あたりで十年位魚釣りでもしますかなあー」と笑っていた、とのことである(150頁)。それに対して笹川は「さあー、それ位ですめば結構ですがねー」と答えておいたが、内心「この人は相当重いのぢゃないか」と予想していたとのこと(151頁)。というのも、「中国各地に於ける日軍一部の行動が野蛮悪虐、鬼畜に等しかった事実は遺憾ながら率直に肯定せざるを得ない。特に南京入場に於ける大惨劇は長く史上に伝わる日民族の最大なる不名誉で

    khiimao
    khiimao 2007/06/28
    笹川良一「中国各地に於ける日本軍一部の行動が野蛮悪虐、鬼畜に等しかった事実は遺憾ながら率直に肯定せざるを得ない。特に南京入場に於ける大惨劇は長く史上に伝わる日本民族の最大なる不名誉である」
  • 『蒋介石秘録』、『中国抗日戦争画史』 - Apeman’s diary

    さほど資料価値のあるものでもないのだが、古書店で見つけたので。 南京事件の犠牲者数を「三十万人とも四十万人ともいわれ」としているのは某新聞社で連載され系列出版社から単行になった『蒋介石秘録』。その新聞社とは… そう、産經新聞。第1巻収録分の連載がはじまったのが1974年、南京事件の記述を含む第12巻が発売されたのが1976年。日中国交回復をうけての企画だったのかなぁと思うが、当時の記憶はもちろんないし、この連載の背景をちゃんと調べたわけでもないので単なる憶測だが。 だれが売ったのか知らないがこんなものも古書店に出ていた。 1995年、すなわち(中国にとっては)戦勝50周年の年に出版された『中国抗日戦争画史』(張承鈞ほか編、外文出版社)。なにしろ(巻末の年表を除いて)132頁の写真集で日清戦争以降の歴史をたどる…というなので、南京事件についてもわずか2頁ちょっとが割かれているだけ(どちら

    khiimao
    khiimao 2007/06/28
    南京事件犠牲者「30-40万人」とする産経刊「蒋介石秘録」実物。
  • 私はウラタロスか… - Apeman’s diary

    Yahoo!掲示板において"cheap_thrill"というハンドルでコメント活動していることはすでにご報告した通り。そちらで新展開が! 鳴りを潜めているnmwgip氏に変わって積極的に投稿しているdeliciousicecoffee氏がインテリジェント・デザイン説の信奉者であることが判明! いやあ、「もしかしたら」と思ってこうコメントしたのが見事に的中しましたよ。 とんでもない。南京事件は教科書にも載っていて日政府も存在を認めている歴史的事実なんだから、「なかった」と言う方が一方的に立証責任を負うんです。公共圏での議論において進化論の正しさをいちいち証明する必要がないのと同じことです。 上記部分に対する返答がこれ。 進化論にしても、現在は「知的設計論」の台頭によって必ずしも十分正しいなどとは言えなくなった。 #9140を参照 いやぁ、南京事件否定論者のなかにはホロコースト否定論者もいれ

    私はウラタロスか… - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/05/30
    南京事件否定論者がID説擁護というベタな展開。Yahoo掲示板にて。
  • 「命令」認定の基準に注目 - Apeman’s diary

    Sankei Web 2007/05/05 21:43 占領時、米軍も「慰安婦」調達を命令 ホンダ議員「旧日軍は強制」言明 【ワシントン=古森義久】終戦直後の日国内で占領米軍の命令により売春施設が多数、開かれ、日人「慰安婦」数万人が米軍に性の奉仕をして、その中には強制された女性もいたことが米側にいまになって伝えられ、米議会下院に慰安婦問題で日を糾弾する決議案を出したマイク・ホンダ議員は4日、議会調査局に調査を依頼した。しかし同議員は戦争中の日の慰安婦は旧日軍が政策として一様に拘束し、強制した女性ばかりだった点が米軍用慰安婦とは異なると述べた。 AP通信の4日の報道によると、終戦直後の1945年9月、日当局が占領米軍からの命令で東京都内などに多数の米軍用の売春施設を開き、合計数万人の日人「慰安婦」が雇用、あるいは徴用されたことを証する日側書類が明るみに出て、ホンダ議員は米軍

    「命令」認定の基準に注目 - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/05/07
    「米軍の慰安所の実態について報道する際に田中(利幸)氏のコメントが利用されている、ということに注目。」
  • 『戦争犯罪の構造』 - Apeman’s diary

    この別館でも何度か著作、論文をとりあげてきた田中利幸編の『戦争犯罪の構造―日軍はなぜ民間人を殺したのか』(大月書店)。目次は次の通り。 序 文 田中利幸 第一章 日清戦争における日軍の住民への加害 大谷 正 第二章 抗日義兵闘争と膺懲的討伐 愼 蒼宇 第三章 アムール州イヴァノフカ村の「過激派大討伐」(一九一九年)  原 暉之 第四章 南京大虐殺事件 笠原十九司 第五章 中国雲南省にみる日軍の住民虐殺(一九四二年~一九四四年)  伊香俊哉 第六章 シンガポール華僑虐殺 林 博史 第七章 抑留者虐殺とその責任問題 田中利幸 第八章 占領地民衆に対する大営の認識(一九三一年~一九四二年)  山田 朗 結 論 偽りの近代からくる不安を克服するために  野田正彰 ご覧のように、非常に有名な事例(第四章)、ある程度知られている事例(第一章の旅順事件、第六章)、あまり知られていない事例(第二章

    『戦争犯罪の構造』 - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/04/13
    「軍中央と出先軍との間に大きな認識の違いが存在」
  • 「南京攻略戦での中国側死者はすべて虐殺の犠牲者だ」と言われたら? - Apeman’s diary

    なんか『諸君!』あたりに載る特集の見出しみたいですが。「数学屋のメガネ」さんのコメント欄でゼームス槇というハンドルの人が次のようなコメントをされました。 (…) 中国人の学者が主張しているのは、まさにそういう事と笠原氏が書いていたと思います。即ち、南京事件の犠牲者は、日軍に殺された全ての中国人であり、 その中には戦闘中に死んだ兵士や、戦闘に巻き込まれて死んだ民間人も含まれる。 あなたは南京事件での日の責任を直視しているようなので、お聞きしたいのですが、そうした主張になんと答えるのですか?責任を直視するとはそういう相手の立場や考え方を理解した上で、発展的関係を結ぼうという姿勢の現れと思うのですが? これまでも折に触れて書いてきた問題ですがこの際なので改めて。不法な殺害と合法的な殺害を区別することに意味がある文脈というのは確かに存在します。例えば個人の処罰や日政府による賠償が問題になって

    「南京攻略戦での中国側死者はすべて虐殺の犠牲者だ」と言われたら? - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/03/19
    日本政府が公式に「30万人説」に異議を唱えようとするならば、「30万」に代わる数字を「多少の誤差はあってもこれを大幅に上回ったり下回ったりすることはない」という精度で独自に出す必要があります.
  • ある意味正直な本音、なのかも - Apeman’s diary

    (現在、このエントリへコメントをいただいてもコメントが表示されなくなっています。こちらをご利用ください。) 現時点ではNHKの報道でしか確認できていないのだが(別ソースを確認次第追記する)、河野談話に関する安倍総理発言への波紋に関して「政府筋」が「当時は公娼制度もあったし、戦場になっている地域に迷惑をかけないために従軍慰安婦を連れて行ったことは、ほかにはないことをやったのであり、そういう視点からもみてもらえないかと思う」と発言したとのこと。この発言は「戦場になっている地域に迷惑」をかけたケースがあったこと、また「ほかにはないこと」だったという認識を含意しており、ある意味では正直な音なのだろう(ただ、「他にはないこと」というのが他国の軍隊には例がないことという意味なのか、他には手段がなかったのでしかたなくという意味なのか、現時点ではやや曖昧。ここではさしあたり前者としておく)。さてこれがア

    ある意味正直な本音、なのかも - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/03/06
    「政府筋」が「当時は公娼制度もあったし、戦場になっている地域に迷惑をかけないために従軍慰安婦を連れて行ったことは、ほかにはないことをやったのであり、そういう視点からもみてもらえないかと思う」と発言
  • Apes! Not Monkeys! - 慰安婦・慰安所に関してオンラインで閲覧できる一次史料(追記あり)

    再追記あり。再追記部分は太字。その後、オンラインで閲覧できる資料がさらにあることをご教示いただきました。こちらをご覧ください。 コメント欄が制限字数に到達しましたので新規の投稿ができなくなっております。 アジア歴史史料センターで公開されている資料を「慰安婦 or 慰安所」で検索すると計15点がヒット。このうち関連するものは(ざっとみた限り)次の通り(「@」は判読不能部分)。 「支那渡航婦女に関する件」 内務大臣決裁書類・昭和13年(下) レファレンスコード:A05032044800 支那渡航婦女ニ関スル件伺日南支派遣軍古荘部隊参謀陸軍航空兵少佐久門有文及陸軍省徴募課長ヨリ南支派遣軍ノ慰安所設置ノ為必要ニ付醜業ヲ目的トスル婦女約四百名ヲ渡航セシムル様配意アリタシトノ申出アリタルニ付テハ、年二月二十三日内務省発警第五号通牒ノ趣旨ニ依リ之ヲ取扱フコトトシ、左記ヲ各地方@ニ通牒シ密ニ適当ナル引

    Apes! Not Monkeys! - 慰安婦・慰安所に関してオンラインで閲覧できる一次史料(追記あり)
    khiimao
    khiimao 2007/03/05
  • 運営方針・更新履歴(特記すべきもののみ) - Apeman’s diary

    メールアドレスは apesnotmonkeys@livedoor.com に変わりました(@を半角に変えてください)。 主要エントリリストを作成(2008年12月31日づけエントリへ移動)。

    運営方針・更新履歴(特記すべきもののみ) - Apeman’s diary
    khiimao
    khiimao 2007/03/01
    Apeman氏自選エントリー集