自民党の浜田国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長が30日、国会内で会談し、安住氏は野党全体の考えとして、自民党が「裏金議員のリスト」を提出しなければ、2月5日に予算案の審議には入れないとの意向を伝えた。 安住氏は「誰がいくらもらったかさっぱりわからないので、総理のリーダシップで自民党内の真相解明をしていただきたい」として、自民党として所属の衆参全議員を対象に裏金の有無に関するアンケート調査を早急に行うよう促した。 浜田氏は要求を党に持ち帰り、岸田首相らと対応を協議する考えを伝えた。 また安住氏は、自民党から約50億円の政策活動費の支出を受けていた二階元幹事長や、安倍派のいわゆる5人衆と塩谷座長ら幹部に、国会の政治倫理審査会での説明を求める考えも示した。 会談後に安住氏は記者団に対し、派閥からのキックバックを裏金化していた議員のリスト提出に関して「岸田首相はリーダーシップを示してほしい。こ