「サンゴ破壊犯」オニヒトデを1度に500匹駆除、画期的な新手法を発見 AFP=時事 10月8日(月)15時39分配信 【AFP=時事】太平洋やインド洋でサンゴ礁を壊滅させる原因となっているオニヒトデを効率よく駆除する方法を発見したと、豪大学の研究チームが8日、発表した。 グレートバリアリーフが27年で半減、回復のカギはヒトデ対策 豪クイーンズランド(Queensland)州にあるジェームズクック大学(James Cook University)サンゴ礁研究センター(Centre of Excellence for Coral Reef Studies)のチームは、オニヒトデが保有するバクテリアに感染し、最短24時間でヒトデを死に至らしめる培養物を作成したという。今後、他の海洋生物に対する安全性を確認する予定だ。 オニヒトデはサンゴのポリプ(サンゴ虫)を食べ、サンゴを死滅させてしまう。