ぬりかべ、一反もめん、砂かけばばあ。 こうした単語を聞いただけで、あのキャラクターたちのビジュアルがすぐに思い浮かぶ人は多いのではないだろうか。 みんな妖怪は大好きだ。私も妖怪のマンガや小説は大好きだ。妖怪のことをもっと知りたいと思う。 でも、妖怪は恐い。妖怪のホンモノを実際に見たいとは思わない。 そこで今回は、妖怪研究の専門家にお話を聞いてきました。 (斎藤 充博) 妖怪はかせは日光江戸村の占い師 今回お話を聞きに行くのは、栃木県在住の妖怪研究家である大島清昭さん。幼少の頃より妖怪に親しみ、筑波大学で妖怪研究を専行。2007年には『現代幽霊論』を上梓している。妖怪のことを聞きに行くのに不足なしだ。