コンパイラの最適化による弊害|株式会社シンメトリック公式ブログ - 携帯開発から生まれる技術情報| 携帯サイト開発から生まれる技術情報ブログ 以前C言語で、業務とはまったく関係のないお遊びプログラムを作っている時に、不可解な現象に悩まされました。 とある関数の内部で、呼び出し元の情報を書き換えて、関数を抜け出す時に本来の戻り先とは別の戻り先に制御を移すという、ちょっと変な処理を行うものです。 この時は何か目的があってプログラミングをしていたわけではなく、あまり深く考えもせずに作っていたので、最初はプログラムがバグってるのかな?と思っていました。 しかし、何をやってもコンパイル時に最適化オプションを付けた時だけ発生するので、気になり調査しました。 ソースコード 問題のプログラムの処理フローは次のようになっています。関数は通常、呼び出した場所にreturnで戻るのですが、このプログラ