このたびはこのような栄誉ある賞をいただきまして大変うれしく思います。この「エスパードミノ」の制作は、まさしく七転び八起きという言葉のとおり、何度も失敗しながらも、倒しては起こし倒しては起こし、ようやくカタチとなりました。今回の受賞には正直大変驚きましたが、このような機会を与えてくださったことに感謝しつつ、これからもみなさんに驚きを与えられるよう努力していきたいと思います。 ワイアレスネットワーク社会における情報の構造は、従来の物理空間ではありえなかったさまざまな関係を生み出す。その飛躍を、因果関係を象徴する「ドミノ倒し」という古典的な遊びに当てはめて、わかりやすく体験することができる。ポップかつコミカルでありながら、新しい情報環境を直感的かつ構成的に理解できる教育的な側面も兼ね備えている優れた作品である。
第50回 練習の効果 2010年12月14日 サイエンス・テクノロジーハッキング コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーハッキング (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 何かの練習を始めるとき、最初のうちは上達が実感できるものの、続けるうちに上達の速度が落ちたりスランプに悩んだりすることは誰もが経験することだと思います。 ワインバーグの名著「ライト、ついてますか」などの翻訳者としても有名な東京工業大学名誉教授の木村泉氏は、練習量と上達の関係を定量的に評価したいと考え、大量の折り紙を自分で折るのに要する時間を計ることによってその関係について考察しました。 木村氏は、吉澤章氏の「創作折り紙」という本で紹介されている「みそさざい」という作品を15万回折り続け、折るのにかかった時間がどのように変化したかを記録しました。折るのに要した時間を縦軸に/試行回数を横軸
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