Windows Insider PreviewのBuild 17093では、Windows Subsystem for Linux(WSL)で起動時に簡易な設定を変更できる「wsl.conf」がサポートされた。 WSLの問題点の1つは、通常のLinuxディストリビューションのようにシステム起動時のスクリプト実行(rcスクリプト)をサポートしていないことだ。一般にLinuxシステムでは、起動時にスクリプトを使い、さまざまなデーモン(Windowsでいうサービス)を起動したり、ストレージデバイスのマウントなどができる。今回搭載されたwsl.confは、wslの初期設定を指定するためのもので、スクリプトではないが、ストレージデバイスのマウントと、hosts、resolv.confの自動生成といったWSL固有の動作を制御するものだ。 wsl.confを用いて起動時にWSLの設定をする wsl.co
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