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ブックマーク / naoya.hatenablog.com (7)

  • naoyaの寿司ブログ

    ふと歩いていたら、ああそういえばと、昔毎日ジョギングしていた頃の話をしてみたいという気持ちになったので書いてみようと思う。要するに、継続は力なりという話だ。知り合いに話題にしてもらったので知っている人は知っていると思うけれど、何年か前に一念発起してダイエットしたことがあって、数ヶ月、毎日ジョギングしていたことがあった。毎日数kmもジョギングをすると痩せるし、体内の血流が良くなってまわりまわってメンタルにも良い影響があるし、心身ともにすごく健康になる。良いことづくしだ。そういうことは事前知識として知っていたのだが、ひとつこれはやってみるまでは気づかなかったのが、毎日同じコースを走っていると、自分の走りが今の自分の体調のベンチマークになることだった。例えば前の晩にお酒を飲んで走ると、昨日とはずっと手前で息があがるし、十分な睡眠を取るといつもよりもずっと先まで苦痛なく走ることができる。今日はここ

  • 好きなこと - naoyaの寿司ブログ

    「好きなことをして生きたい」という文脈での「好きなこと」という言葉について考えていた。誰もが「好きなことをやっていきたい」と思う。この「好きなこと」というのは字面でいうほど「好きな」ことではないんじゃないか。そのことを自分では分かっていても、急に聞かれると、「好きなこと」以外の言葉でうまくそれを説明できないから「好きなことをやりたい」ととりあえず言うのでは、と思う。「好きなことをやりたい」という言葉を受け取った人は、言葉を発した相手が現実から逃げようとしているとか、娯楽に興じたいといと思っているのでは、と感じるかもしれない。多くの場合はそうではないと思う。「好きなこと」とには「自分の信じること」であるとか「自分で納得のできること」とか、そんな複数の意味が含まれているのではないか。「納得は誇りだ」という漫画の台詞か何かを気に入ってよく発している知人がいる。そのような意味も込められているように

  • less is more - naoyaの寿司ブログ

    機能は少なく、シンプルな方が良いというのが近頃のスタンダードな考え方だろうけど、それがなぜ良いかについて少し斜め上からの考察。ユーザーから見た場合は、迷いなく使える、そのソフトウェアが提供する機能が限定される。人間は選択肢を与えられるとストレスを感じる生き物なので、選択肢がそれしかない、という状況は快適。少し文脈外れるけど、Readability でページから余計な情報を削いだら集中して読めたりとか、iPhone/iPad のダブルタップで文章にフォーカスしたら同じような状態になるのも、「他に意識を取られるものがなくなる」という心理効果が大きいのだと思う。と、ここまではユーザー視点。一方で、個人的にはこちらも大事だと思うのがサービスの作り手視点。機能をシンプルに、また数も少なく留めておくと、ユーザーがそのサービスをどういう風に使っているかということに対して、自分達の想像とユーザーの実際の行

  • 下宿で一人暮らししていたときのこと - naoyaの寿司ブログ

    ぼくは当時にしては (今でも、だと思うけど) 珍しく、高校生で一人暮らしをしていた。高校三年生になるときに父親の転勤が決まって転校するかどうかという話になったのだけど、部活や受験もあったし、一人秋田に残ることに決めたというのが理由だった。当時ぼくが住んでいた・・・というより世話になっていたのは、いかにも田舎のお母さんが管理人をしている下宿だった。イメージ的にはめぞん一刻の一刻館に近い。だいたい下宿全体で10部屋くらい、玄関は共通で、下宿に入ったらスリッパ。各部屋は廊下を通じてつながっている。風呂やトイレ、洗面所、洗濯機は共同だった。少し大きめの堂があって、6人がけのテーブルがあった。朝ご飯や晩ご飯は、基的にそこでべる。管理人のおばさんが、隣の自分の家から出張ってきて朝ご飯や夜ご飯を作ってくれるのだった。冷蔵庫もみんなで共有していて、各自分の名前を書いて飲み物やレトルト品を保存してい

  • 自覚 - naoyaの寿司ブログ

    きれいなコードを書こうぜ、といってるのに対して製品の善し悪しに綺麗なコードがいいかどうかなんて関係ない、みたいな話とか 仕様書とかぜんぜん読まないから仕様書なんて全く必要ない、さっさとコード書けとかコードだけで語れ、とか TDD されてないからリファクタリングできないんだ、だからカバレッジ100%にするんだ、ぜんぶテスト書け、とか エンジニア技術から出発して需要を考えない、だから問題から入れ、技術なんて関係ない、とか 企画屋は技術のことがわかってないから、夢物語りばっかり語るんだ、エンジニアがサービス作るべき、とか そういう、何かを反面教師に反対の考え方を支持するみたいなのは注目浴びやすいけど、視座をもうすこし中立にして考えると、だいたいおかしい。かくいうぼくもそんな風に煽ってる時期がありました、若さって怖いです ─ 中庸って知ってるか。伝統や、むかしから習慣として良しとされてきているこ

  • 面倒な仕事 - naoyaの寿司ブログ

    ポール・グレアム「面倒な仕事の無視」 http://blog.livedoor.jp/lionfan/archives/53580166.html いちばん危険なのは、面倒な仕事を嫌がる気持ちの多くが無意識であることだ。無意識に、面倒で嫌な仕事が伴うアイデアが浮かばなくなってしまう。これが「面倒な仕事の無視」だ。 The most dangerous thing about our dislike of schleps is that much of it is unconscious. Your unconscious won't even let you see ideas that involve painful schleps. That's schlep blindness. このコラムには当に大切なことが書かれている。近年ずっと感じてきた違和感が、文章になっている。面倒な仕

  • "プライドに傷がつくことは、山頂からの景色を眺めるためであれば取るに足らない" - naoyaの寿司ブログ

    http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1 を読んで。論とは少し外れちゃうんだけど うまくやる学生はそういう困難にぶつかったとき、自分の力不足と馬鹿さ加減に滅入る気持ちと闘い、山のふもとで小さな歩みを始めます。彼らは、プライドに傷がつくことは、山頂からの景色を眺めるためであれば取るに足らないということを知っているのです。彼らは、自分が力不足であると分かっているので助けを求めます。 このくだりはわかるような気がする。ソフトウェアの開発をやっていると、ときおり新しい言語とか、新しいプラットフォームにチャレンジしようということがある。iPhoneアプリを作りたい、とか、たまには毛色の違う言語を触ってみよう、とか。なんやかんやでもう10年以上、プログラミングはしているので、そういう新しいものを学ぼうと思ったときに、自分の能力を過信してか、いきなりそこそこ質実

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