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ブックマーク / www.oist.jp (3)

  • 巨大な単細胞生物「海ぶどう」の全ゲノム解読

    概要 沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県恩納村、学長ピーター・グルース)は、沖縄県恩納村漁業協同組合と共同で、沖縄県を代表する用海藻である、海ぶどう(標準和名・クビレズタ)の全ゲノム解読に成功しました。海ぶどうは長さ10〜20cmにもなる緑藻の一種ですが、実は、沢山の核を含むたった1個の細胞でできている、生物の体作りという観点からとても不思議な生物です。この度、研究チームはこの巨大な単細胞海藻のゲノム解読に世界で初めて挑みました。 その結果、海ぶどうのゲノムのサイズは、養殖・栽培されている農水産物の中でも最小クラスの2,800万塩基対で、遺伝子の数もわずか9,000ほどであることが明らかになりました(※1 )。また、海ぶどうは野菜や果物などの陸上植物とは全く別の生物であるものの、成長に関しては類似した遺伝子が関わっている可能性が示唆されました。 研究によって解読されたゲノム情報を

    巨大な単細胞生物「海ぶどう」の全ゲノム解読
    kimihito
    kimihito 2019/03/30
  • 沖縄発!ADHDペアレンティングプログラム

    OISTシーサイドハウスに研究室をもつ発達神経生物学ユニットでは、注意欠如多動性障害(ADHD)に関する特性や対処法に関する理解を深めることを目的としています。ADHDとは集中し続けることが難しい、落ち着きがない、結果を考えずに行動するなどの症状がみられる神経発達障害で、ゲイル・トリップ教授率いる同ユニットでは島袋静香研究員を中心に、ADHD児童をもつ家族がADHDの症状に向き合い、効果的に対処するためのスキルの向上を手助けするために、日人の子育て方法にあわせたペアレンティングプログラムを開発中です。 このプログラムでは、児童による適切な行動を両親が強化することによって、児童の行動を改善させていく方法を強調しています。現在日ではADHDの対処法に関するプログラムはまだ数えるほどしかありません。島袋研究員が開発中の同プログラムでは、海外で既に効果を見せている方法を取り入れて日向けに調整

    沖縄発!ADHDペアレンティングプログラム
    kimihito
    kimihito 2014/01/11
  • 世界で初めてサンゴの全ゲノム解読に成功

    独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構(OIST)マリンゲノミックスユニット(代表研究者:佐藤矩行、研究員:新里宙也、將口栄一、川島武士、濱田麻友子ら)は、沖縄に生息するサンゴ、コユビミドリイシ(Acropora digitifera)の全ゲノムを世界で初めて解読しました。研究成果は、2011年7月25日(日時間)発行の英国科学雑誌 Natureのオンライン版に掲載され、Nature Newsでも取り上げられました。 サンゴはクラゲやヒドラ、イソギンチャクと同じ刺胞動物の仲間ですが、サンゴは共生している「褐虫藻」と呼ばれる微細藻類から養分を得て、海中に巨大な構造物、サンゴ礁を作るという、他の刺胞動物にはない特徴をもっています。全海域のわずか1%の面積にも満たないサンゴ礁ですが、そこは全海洋生物のおよそ25%の命を育む、地球上で最も生物多様性豊かな場所の一つです。しかし近年、地球温暖化や

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