段落スタイルは階層で管理すればいい。 なにかと複雑なインデザインの文字組みなんですが、段落スタイルに階層構造を作ると管理がしやすくなります。 すべての段落スタイルを「標準の段落スタイル」の子供にする(階層下に置く)ことで、文書全体の文字組みルールを意図通りに操れるようにするわけです。 最初に「標準の段落スタイル」を作ります。フォントとかはどうでもいいのだけど、12級ヒラギノ角ゴあたりで適当に設定しておき、文書全体の文字組みルールをここで決めます(もちろんあとから変更も可能です)。 図のように、標準スタイルを親として、「本文」と「標準スタイル(ツメ)」の2つの系統に分けます。「本文」は、グリッドを使用するもの、「標準スタイル(ツメ)」を親とするのは、見出しやリード文やキャッチコピーなどです*1。 段落スタイルを作成しない場合でも[段落スタイルなし]は使用せず*2、必ず「標準スタイル」か「標準
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