ブックマーク / diamond.jp (197)

  • 対中国輸出は今後の日本経済を支えられるか?

    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

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    kinbricksnow 2012/02/18
    「中国に対する輸出が、今後の日本経済を支える」とは必ずしも言えない。なぜなら、中国に対する日本からの輸出は、中国経済の成長に見合って増加しているとは言えないからである。
  • 【インド市場】Drishtee Foundationから農村ビジネスの要諦を学ぶ

    わたなべ たまこ/名古屋大学大学院 国際開発研究科(国際開発専攻)修了後、メーカー系シンクタンクにて中国を中心としたアジア諸国のマクロ経済動向調査、ODA関連調査等に携わる。2008年に日総合研究所入社。09年度に国際協力機構のBOPビジネス促進制度に関する制度設計に従事。現在、主に日企業の新興国におけるソーシャル・ビジネス立上げを支援している。 Ms.BOPチームの「新興国ソーシャルビジネス」最前線 日で「ソーシャルビジネス」という言葉が紹介された当初は、海外から持ち込まれるカタカナ経営用語の一つというとらえ方をされていた。だが昨今話題になるソーシャル・ビジネスは、「地域社会やコミュニティが抱える社会的課題を解決する」という面だけではなく、「社会構造を根的に変える」イノベーティブな発想も内包する。市場のルール自体を変えるチェンジメイカーだ。インド、中国内陸部、アフリカ、東南アジア

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    kinbricksnow 2012/02/07
    Drishteeは村人から起業家を育成し、彼らを商品やサービスを届ける流通網に取り入れるモデルを構築している。商品を販売する起業家だけでなく、金融サービス、医療サービス、教育サービスなどを提供する起業家も育成
  • 【テーマ14】中国ニューリーダーの誕生は日本に何をもたらすか?大国の次世代戦略と日本がとるべき対中政策の要諦――朱 建栄・東洋学園大学人文学部教授

    にとって、世界第2位の経済大国となった中国の重要性は高まる一方だ。しかし日中間には、尖閣諸島などを巡る複雑な政治問題も横たわっている。そんな中国では、今年新たなリーダーが決まる。指導者の交代によって、日中関係にはどんな変化が生じるのだろうか。絆が深まるのか、それとも緊張感が高まるのか――。中国政治情勢に詳しい東洋学園大学人文学部の朱建栄教授に、中国の新たな指導者たちが目指す国家戦略と、日がとるべき対中政策について聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也) 2012年に決まる大国の新リーダー 指導者選びの「2つのルール」とは? しゅ・けんえい/東洋学園大学人文学部教授、学習院大学で政治学博士号を取得。専門分野は中国政治外交史。1957年生まれ。中国上海市出身。華東師範大学卒業後に来日し、東京大学非常勤講師、東洋女子短期大学助教授を経て、現職。 主な著書に『毛沢東の朝鮮戦

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    kinbricksnow 2012/01/31
    あと10~20年ほどは「秩序ある発展」を続けることが必要になる。かつて毛沢東時代に行なわれた文化大革命も、見方によっては一種の民主化だったが、それに伴う混乱のせいで、中国の発展は大きく遅れてしまった
  • 経済引き締めで中国人経営者が自信喪失!?“ポスト不動産業”をめぐる暗中模索が始まった

    ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹のの里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビネス最前線について上海を中心に定

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    kinbricksnow 2012/01/28
    不動産がダメなら次の儲け話、とその転業のスピード、変わり身の速さは目を見張る者がある(…)国際貿易がダメなら国内貿易、不動産投資がダメなら国際商品と、日頃からリスクを分散させているのだ。
  • 中国大陸から見た台湾総統選挙中国の民主化は「台湾化」から始まる

    中国大陸の一般市民は、台湾総統選挙に非常に高い関心を寄せた。同じ言葉を話し、同じような経済発展の道筋をたどってきた台湾の民主的選挙は、中国大陸の民主化に大きな影響を及ぼさずにはおかない。(在北京ジャーナリスト 陳言) 1月14日の台湾総統選の投開票に対して、中国大陸では異常なほどの関心が集まっていた。国民党の馬英九候補と民進党の蔡英文候補の「英英対抗」の中、台湾が独立していくという心配より、台湾民主化の「制度」に関心を寄せていた。 日アメリカの選挙についても、中国一般市民はたいへんな興味を示してきたが、それは所詮、民主主義国家で行われているものであり、基的に中国人と関係なし。しかし、台湾となると、同じ中国語を話し、同じ経済発展の道を歩んできた同胞の政治制度だけに、一層興味深く観察する。 国営の官報だけでなく、新聞スタンドで販売されている市場メディアも、台湾の選挙報道を集中的に行ってき

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    kinbricksnow 2012/01/23
    中国の民主化は台湾に倣っていくだろう。経済成長を獲得してから政治の民主化を実現していく台湾方式は、中国のこれからの政治民主化の教材になる
  • 潜在成長力が魅力のインド最大の課題は中国をも上回る“汚職大国”からの脱皮

    田村耕太郎 [国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院 兼任教授、米ミルケン・インスティテュート フェロー/2023年一橋大学ビジネススクール 客員教授] 早稲田大学卒業後、慶応大学大学院(MBA)、デューク大学法律大学院、イェール大学大学院各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。 証券会社社員、新聞社社長を経て、2002年に政界入り。10年まで参議院議員。第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務めた。日政治家で初めてハーバードビジネススクールのケース(事例)の主人公となる。 その後、イェール大学研究員、ハーバード大学研究員、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日人研究員を歴任。 2014年より、国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院兼任教授としてビジネスパーソン向け「アジア地政学プログラム」を運営

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    kinbricksnow 2012/01/17
     次に世界最大の民主主義国家という背景。私の知り合いの議員によると、国会議員の選挙運動にかかるコストが尋常ではない。下院議員選挙の一回当たりの運動費用は2億円ともいわれる。
  • 繁栄か、破滅か――。中国躍進の象徴“東莞”は今

    今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ 最新号の読みどころを特集担当者の視点でお伝えします。時には紙幅の関係から記事にできなかった取材の内側など、「ここだけの話」も満載です。 バックナンバー一覧 「躍進の象徴」はいずこ? 見捨てられた機械と工具 やっとたどり着いた工場の前では100人もの若者らが輪をなし、物々しくあたりの様子をうかがっていた。玄関先には赤い旗が掲げられ、「民工血汗銭」と書かれている。 正しい意味はわからないが、穏やかでないことだけは否応なく伝わってくる。要は「血汗を流して働いた給料を払え」と訴えているのだ。 昨年12月末、中国輸出業の中心地、南部広東省の東莞(トンガン)市を訪れた。市といっても、神奈川県と同じぐらいの広大な面積を持つ。 道すがら、数日前に経営者が夜逃げした工場があるという話を聞きつけ、商店主やタクシー運転手に聞き込みを繰り返し5時間、なんとか工場を見つけ出し

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    kinbricksnow 2012/01/17
    特集のタイトルはズバリ、「あなたは中国経済を信じますか」――。本誌を読んであなた自身でその判断を下していただけたらと思います。
  • “日本なら100万円”のIT系初任給バブル発生中熱かった今冬の中国人学生採用を振り返る!

    1959年京都市生まれ。82年京都大学法学部卒。同年リクルート入社。入社後、10年間、人事採用担当・責任者として、高成長期のリクルー トの採用をささえる。キャリアスクール「i-Company」校長、リクルートエージ ェントの採用部長を経て、現在、主に北京で中国人大学生を採用する(株)トランセンド AHRP事業顧問。公式サイトhttp://obatashigekazu.net/ 「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和 「第二次就職氷河期」と呼ばれ、学生たちの就職難が問題視されている日。その一方で、中国進出やグローバル化を視野に入れた多くの企業が熱い視線を寄せるのが中国の学生だ。連載では、これから一層注目を集める中国の就活事情を明らかにするとともに、日人の学生が彼らに負けないための処方箋を探る。 バックナンバー一覧 先週末1月7日(土)に、北京語言大学構内のレストランで、AHR

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    kinbricksnow 2012/01/13
    今年はスーツ比率が急激にアップして、全体の70%くらいという感覚です。とは言え、IT技術系学生は8割ほどが私服だったり、文系女子はほぼ100%がスーツだったり、と属性・種類別偏差が如実にあるのですが…
  • 岡田武史・前日本代表監督を引き抜いた中国サッカー“壊滅状態”からの立て直しは「百年の計」か

    ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹のの里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビジネス最前線について上海を中心に

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    kinbricksnow 2012/01/13
    目下、中国の最大の懸念はサッカーの担い手の減少である。そこには、サッカーをやらせるぐらいなら勉強をという両親の意向が大きく影を落とす。サッカー選手は「食べていけない職業」に分類されてしまう。
  • 任天堂はなぜソーシャルゲームをやらないのか(下)ユーザーに自己効力感を促す制作方針の気骨と強み

    1972年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程在籍中。1999年からゲーム業界ウォッチャーとしての活動を始める。著書に『ゲーム業界の歩き方』(ダイヤモンド社刊)。「コンテンツの配信元もユーザーも、社会的にサステナブルである方法」を検討するために、ゲーム業界サイドだけでなく、ユーザー育成に関わる、教育と社会的養護(児童福祉)の視点からの取材も行う。Photo by 岡村夏林 コンテンツ業界キャッチアップ ゲームソフトをゲーム専用機だけで遊ぶ時代は終わった。ゲーム機を飛び出し、“コンテンツ”のひとつとしてゲームソフトがあらゆる端末で活躍する時代の、デジタルエンターテインメントコンテンツビジネスの行方を追う。 バックナンバー一覧 昨年まで不調に喘いでいた大手ソフトメーカーを、復調させたソーシャルゲーム。そのソーシャルゲームを、ゲーム業界の雄である任天

    任天堂はなぜソーシャルゲームをやらないのか(下)ユーザーに自己効力感を促す制作方針の気骨と強み
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    kinbricksnow 2012/01/11
    「お金を払っている人は2割弱で、タダでずっと遊んでいる人が8割。お金を払ってくれる人の中には、総額で200万円を超える人も珍しくない」
  • ブランド力がモノを言う中国消費市場で日系企業が捨てなければならない“こだわり”とは

    1970年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了、Tuck School of Business at Dartmouth MBA。Booz & Company, Accentureなどの経営コンサルティング会社、子供服アパレル大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、中国にて起業。上海外安伊企業管理諮詞有限公司(Y&E Consulting)、(株)MA PARTNERSの創業経営者でもある。 ⇒GML上海ホームページ、執筆者へのメール 日人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男 世界経済の牽引役として注目を浴びる中国に進出する日企業は、後を絶たない。だが、両国の間に横たわる「ビジネスの壁」は想像以上に厚い。今や「世界一シビアな経済大国」となった中国で日企業が成功するためのノウハウを、現地コンサルタントが徹底指南する。 バックナンバー一覧 中国消費市場は 「商品

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    kinbricksnow 2012/01/10
    85度Cは、あえて星巴克の近くに出店し、星巴克に来るコーヒー好きな客に「あの新しい店はなんだ」と思わせることから始めた。
  • 「紅白歌合戦」の中国放映に思う  ハードからソフト輸出時代到来の予感

    1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 紅白歌合戦が初めて 中国で放映された 今年は寝正月だった。昨年、酷使していた体をすこしでも癒そうと考えたからだ。 ここ

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    kinbricksnow 2012/01/05
    いつの間にか、ブランドとしての日本が次第に消えていってしまった。まずは冷蔵庫、次はテレビ、やがてノートパソコンと携帯電話といった具合に、日本が中国の消費者の身辺から消えていった。
  • 雲南省・昆明――とある中国内陸の地方都市、この10年の変化

    やまや・たけし/1976年東京都生まれ。システムエンジニアを経て2002年よりライターとして活動。中国をはじめとするアジア諸国のIT事情を専門とし、幅広いメディアで執筆活動を行っている。執筆の他、講演や調査なども行う。著書に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)など。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 どういうわけか筆者は2002年からの10年もの間、ひょっとしたら人生で大事な時期かもしれない20代半ばから30代半ばにかけて、ベトナムやミャンマーに隣接する中国の果て「雲南省」に居てしまった(雲南在住日人の中には、両足をつっこむこと10年以上の選手もごろごろいるて恐れ入る)。そして今

    雲南省・昆明――とある中国内陸の地方都市、この10年の変化
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    kinbricksnow 2011/12/29
    「中国の地方都市の状況に興味有り」というので、最近のトレンドと10年間の街の変化、筆者の周辺の変化を紹介してみたい。庶民の足は自転車から電動自転車、そして車へ
  • 冷戦終結以降のアメリカ一極支配こそ異例 世界はよりノーマルな多極化へと戻っていく――スタンフォード大学上級研究員フランシス・フクヤマ氏インタビュー

    おおの・かずもと/1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒業。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。現在、医療問題から経済まで幅広い分野に関して世界中で取材を行う。『代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳』(集英社新書)、『マイケル・ジャクソン死の真相』(双葉社)などの著書、『そして日経済が世界の希望になる』(ポール・クルーグマン/PHP新書)などの訳書がある。 World Voiceプレミアム 海外のキーパーソンへのインタビュー連載。「週刊ダイヤモンド」で好評を博したWorld VoiceがWEBでバージョンアップ。過去誌面に登場したインタビューのノーカット版やWEBオリジナル版をアップしていきます。 バックナンバー一覧 リーマンショック以来の景気低迷の中、ギリシャ発の欧州債務危機に襲われた2011年の世界経済。中国・インドなど新興国が存在感を増す一方で、国内外

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    kinbricksnow 2011/12/26
    冷戦の終わりから金融危機までの20年間は、異例の期間でした。アメリカが異常なまでに世界を支配したからです。
  • 宿泊費“無料”で世界中に長期滞在できる!?自分と誰かの住まいを交換する「ホームエクスチェンジ」の魅力

    シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。 ビジネスモデルの破壊者たち シュンペーターの創造的破壊を地で行く世界の革新企業の最新動向と未来戦略を、シリコンバレー在住のジャーナリストがつぶさに分析します。 バックナンバー一覧 クリスマスと年末の休暇を前に、どこかへ旅したい人々がたくさん出てくる。どこへ行くか、どこへ泊まるか。そんな時に、けっこう利用されているのが、長期宿泊用のバケーションレンタルというしくみである。 バケーションレンタルにはいろいろな種類がある。共通しているのは、ホテル形式ではなくて、キッチンや居間などがついた住宅であることだ。もちろんそれ用に作られたアパート風のところを1

    宿泊費“無料”で世界中に長期滞在できる!?自分と誰かの住まいを交換する「ホームエクスチェンジ」の魅力
  • 営業利益率40%超の未開拓市場中国進出を図るプロミスの成算

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 「中国の消費者金融市場は、日の30年前と同じ状況だ──」(久保健・プロミス社長) ノンバンク大手、プロミスが中国事業を急速に拡大している。 同社海外事業の中心を担う、プロミス香港の営業貸付残高は、2010年12月の179億円から11年6月には198億円へと半年間で1割以上伸び、中国土への進出も強化中だ。 10年7月に南部の深センに、続けて11年5月に北部の瀋陽に100%子会社を立ち上げ、12年も上海など沿岸部を中心に複数の都市に進出していく方針だ。プロミス深センは来期、早くも黒字化が確実視されており、「深センだけで30店舗は拡大できる余地がある」と、久保社長の鼻息は荒い。 好調の理由は、高い経済成長率に支えられた

    営業利益率40%超の未開拓市場中国進出を図るプロミスの成算
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    kinbricksnow 2011/12/21
    中国本土の貸出金利は中国人民銀行の4倍までと定められ、7月現在、貸出金利は26%超だ。さらに手数料がいまだ無制限。慣例的に金利とほぼ同額のためため、大半の返済期間である1年間で50%近い粗利益を生んでいる
  • 中国版ホットペッパー「胡椒蓓蓓」成功の裏には現地従業員を上手に管理する“アメ”と“ムチ”があった

    1970年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了、Tuck School of Business at Dartmouth MBA。Booz & Company, Accentureなどの経営コンサルティング会社、子供服アパレル大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、中国にて起業。上海外安伊企業管理諮詞有限公司(Y&E Consulting)、(株)MA PARTNERSの創業経営者でもある。 ⇒GML上海ホームページ、執筆者へのメール 日人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男 世界経済の牽引役として注目を浴びる中国に進出する日企業は、後を絶たない。だが、両国の間に横たわる「ビジネスの壁」は想像以上に厚い。今や「世界一シビアな経済大国」となった中国で日企業が成功するためのノウハウを、現地コンサルタントが徹底指南する。 バックナンバー一覧 創刊4年という短い期間

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    kinbricksnow 2011/12/13
    工夫しているのは、リクルートスタイルの営業を思想から教え込むのではなく、メディアの説明・ヒアリング・提案のように、いくつかの作業ベースに分解し、彼らが実施しやすい形まで落とし込みやってもらう事です。
  • BMWで泣くほうがいい?中国に根づく拝金主義の風潮

    東短リサーチ取締役チーフエコノミスト。1988年4月東京短資(株)入社。金融先物、CD、CP、コールなど短期市場のブローカーとエコノミストを 2001年まで兼務。2002年2月より現職。 2002年に米国ニューヨークの大和総研アメリカ、ライトソンICAP(Fedウォッチ・シンクタンク)にて客員研究員。マネーマーケットの現場の視点から各国の金融政策を分析している。2007~2008年度、東京理科大学経営学部非常勤講師。2009年度中央大学商学部兼任講師。著書に「日銀は死んだのか?」(日経済新聞社、2001年)、「新東京マネーマーケット」(有斐閣、共著、2002年)、「メジャーリーグとだだちゃ豆で読み解く金融市場」(ダイヤモンド社、2004年)、「バーナンキのFRB」(ダイヤモンド社、共著、2006年)。 金融市場異論百出 株、為替のように金融市場が大きく動くことは多くないが、金利の動向は重

    BMWで泣くほうがいい?中国に根づく拝金主義の風潮
  • グローバル化の3つの壁(その1)過剰英語への構えの過剰

    一橋ビジネススクール教授。 1964年東京生まれ。専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。1989年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。 『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)など著書多数。「楠木建の頭の中」(https://lounge.dmm.com/detail/2069/)というオンライン・コミュニティを運営している。 楠木建 ようするにこういうこと 格経営書として異例のベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』の著者、楠木建一橋大学大学院教授が、日々の出合いや観察からことの質を見極め、閉塞を打ち破るアイデアを提言。 バックナンバー一覧 どこの企業の方と話しをしても、このところ決まってグローバル化への対応が話題になります。それが自然なことであ

  • 世界人口70億人突破!「人口」を見れば世界が読める次の40年の成長市場はここだ!

    今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ 最新号の読みどころを特集担当者の視点でお伝えします。時には紙幅の関係から記事にできなかった取材の内側など、「ここだけの話」も満載です。 バックナンバー一覧 40年後の成長市場 新興国の先頭を走ってきたBRICsは、インドを除きあと10年以内に成長が鈍化する可能性が高い。次の成長市場ははたしてどこか――。 今年4月、北京でBRICSの首脳会議が開かれた。出席したのは、ブラジル、ロシア、インド、中国、そして南アフリカの5ヵ国だ。BRICに大文字のS(=南アフリカ)が加わり、名称はBRICsからBRICSになった。 南アフリカの2011年の経済成長率の見通しは3.4%と、BRICSの他の4ヵ国と比べて低く、人口も約5000万人で遠く及ばない。それでも、BRIC4ヵ国が南アフリカを5番目のメンバーに加えたのは、南アフリカだけでなく、アフリカ全体を将来の成長市

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    kinbricksnow 2011/11/28
    ”BRICsのうち、40年後も高成長を維持できるのはインドだけ。世界第2位の経済大国まで登り詰めた中国は、一人っ子政策の弊害で急速に高齢化が進み、経済は停滞に向かいます。”