ブックマーク / fabcross.jp (10)

  • 大学教授がスタートアップのインターン生に——深圳で気づいたMaker文化の重要性|fabcross

    コロナ前の勢いを失ったかに見える中国・深圳、かつては秋葉原の30倍の規模といわれた華強北電気街もコロナ禍をきっかけに縮小されている。一方で、ドローンの世界シェアを握るDJIが深圳に独創的なグローバル社を建設するなど、依然として景気の良い話も聞こえてくる。 金沢大学で電子工学を教える傍ら、NT金沢の運営などMakerコミュニティーにも関わる秋田純一教授は、2022年の4月から9月まで「サバティカル研修」として深圳市の南方科技大学に滞在するとともに、ハードウェアスタートアップ「M5Stack」でインターンとして新製品の開発にも携わった。深圳の開発スピードを肌で感じた秋田教授に、半導体専門家またエンジニアとしての視点から、2022年現在の深圳と日の大きな違いと、今後日のものづくりはどうすればまた輝きを取り戻せるのかについて語っていただいた。(記事中の写真提供:秋田教授) 「海亀」教員が多く

    大学教授がスタートアップのインターン生に——深圳で気づいたMaker文化の重要性|fabcross
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2022/10/20
    【荒木大地の記事】【秋田純一】“もっとも南方科技大学でも、新任教員に対する研究立ち上げ資金は手厚いサポートがあるものの、使途を問わずに配分される研究費はないに等しい”
  • 1500円のニセAirPodsを分解してわかった中国半導体産業の進化|fabcross

    深圳のさまざまなメーカーが、Apple製ワイヤレスイヤフォン「AirPods」そっくりのニセモノを製造・販売している。 価格は安いもので1000円以下。2万7800円するホンモノと大きく違うが、Apple製品ときちんとペアリングする。こうしたニセAirPodsは総称して「华强北(ファーチャンベイ)」と呼ばれている。なお华强北とは、深圳にある世界最大級の電気街のことだ。 「华强北」はもちろんホンモノの機能をすべて備えているわけではなく、音質なども値段相応だ。しかし、動作する製品がこの価格で販売できる事実が、中国半導体産業の成長を表している。 筆者は#分解のススメというハードウェア分解の共同発起人で、さまざまな製品を分解して楽しんでいる。今回のニセAirPodsも、分解のために購入した。価格は78人民元(約1500円)だ。 ホンモノのAirPodsは、ノイズキャンセルや空間オーディオなどを実現

    1500円のニセAirPodsを分解してわかった中国半導体産業の進化|fabcross
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2022/09/01
    【高須正和】
  • Makerムーブメントで2015年に予想したことは、どれだけ当たったか|fabcross

    2016年1月に「メイカーズのエコシステム」(インプレスR&D)を出版した。原稿はほぼ2015年に書いていた。そして2020年7月31日に「プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション」(共著、KADOKAWA)を出版する。 どちらのも、出版の言い出しっぺは僕だが、全体はニコ技深センコミュニティという、僕とJENESISの藤岡さんが共同発起人になって始めたコミュニティで話し合って寄稿してもらい作ったものだ。メイカーズのエコシステムがMakerを前面に押し出したのに比べて、今回のプロトタイプシティはビジネス的な内容になっているが、どちらのでも自分のパートではMakerムーブメントの可能性、Makerがどうやって社会を変えていくかについて紹介している。 同じことを5年の間隔を開けて説明するのは良い機会なので「この5年間で変わったことは何か、未来予測が当たったところと外れたのはどこか」

    Makerムーブメントで2015年に予想したことは、どれだけ当たったか|fabcross
  • スタートアップは日本で量産できない——深センのジェネシスがスタートアップの駆け込み寺EMSになった理由|fabcross

    IoT系のハードウェアスタートアップ界隈に取材していると、必ずといっていいほど名前が挙がるEMS(電子機器の受託製造業)がある。藤岡淳一氏が率いるジェネシスホールディングス(以下、ジェネシスHD)だ。 中国・深センに巨大な自社工場を持ち、日企業のデジタル機器開発/量産を担うEMSとして、スマートフォンやタクシー用デジタルサイネージ、モバイル翻訳機として大ブレイクした「POCKETALK(ポケトーク)」などを製造している。その傍らで日のハードウェアスタートアップの量産も数多く請け負っている。(撮影:加藤甫) スタートアップからの信頼も厚い。窓型スマートディスプレイを開発する京都のスタートアップAtmophは、第2世代となる「Atmoph Window 2」の製造をジェネシスHDに委託している。その理由をCEOの姜 京日氏にメールで尋ねると、以下のように回答した。 ハードウェアを扱うスター

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    kinbricksnow 2020/01/27
    【藤岡淳一】
  • Maker Proのためのクラウドファンディング、Quickstater——個人や小チームが、フルタイムでなくホビーで始めるプロジェクトのために|fabcross

    もともと映画の制作費を集めるために始まったKickstarterは、大きな社会現象になり、多くのスタートアップがここで勢いづくことになった。一方でレベルの上がったクラウドファンディングはプロフェッショナルの場所になり、もともとの理念だった「コミュニティに応援される同人プロジェクト」というキャラクターは薄くなった。Kickstarterは6月18日にQuickStarterという小規模プロジェクト促進を始める。

    Maker Proのためのクラウドファンディング、Quickstater——個人や小チームが、フルタイムでなくホビーで始めるプロジェクトのために|fabcross
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2018/06/19
    【高須正和】
  • 量産品は試作品を超えることはできない——スタートアップが中国で量産するときに起きること|fabcross

    「自分の作ったものを多くの人に使ってもらいたい」。 Makerとして話題になるような作品ができれば誰しも思うことだ。10個、20個なら試作(fabrication)の範疇を大きくは出ないが、数千、数万となると、量産(manufacturing)の世界へと踏み出さざるをえない。少ない資金での量産を考えたとき、中国は、依然有力な選択肢だろう。ただ、そこには心得ておくべきポイントがいくつかある。稿では発注者側のテクニカルアドバイザーである筆者が、実際に体験したリアルな量産の現場をレポートする。 中国での量産を決断 今回対象となった商品のひとつは「うんこボタン」と命名された赤ちゃんの健康管理デバイス。排泄や授乳、睡眠などのデータを取得し、アプリで管理する。もうひとつは、筆者が関わるSTEM教育用マイクロコントローラー「micro:bit」のケースなどのアクセサリー。前者は144Lab、後者はスイ

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  • ブランドロゴを貼るだけから共通パーツの製造まで 「世界の工場」に見る、製造業のグラデーション|fabcross

    ハードウェアを製造するためのビジネスが世界中から集まり、工場、検査会社、部品商社、倉庫や配送業などのハードウェア製造に必要な業種すべてがそろっていることから「ハードウェア開発のハリウッド」と呼ばれる中国・深セン。 魚料理が盛んな日では同じ魚をハマチとブリなど成長段階で呼び分けるように、深センでは「作る」という作業が細分化されて多くの一次名詞がある。それは他に見られない多くの製造業のグラデーションを示している。 中国の南部広東省、珠江という河が海に注ぐ東岸と西岸に香港とマカオがあり、その周辺の深セン市を中心に周辺の東莞市、珠江市、中山市、佛山市などを含めた総人口4000万人ほどの地域を珠江デルタと呼ぶ。 急激な経済発展と今も続く拡大化により、珠江デルタのなかでも香港に近い深センの中心部は、今や工場が見られない金融の街になっているが、工場は郊外への移転を繰り返し、今もこの珠江デルタは「世界の

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    kinbricksnow 2017/09/26
    【高須正和】
  • コピーキングの異名を持つ中国の発明家「山寨王」の考える中華コピー対策|fabcross

    山寨王のコピー対策を紹介する前に、クラウドファンディングと中華コピーについて少し補足しておこう。 クラウドファンディングにプロジェクトを出すと、そのアイデアが製品として世に出る前に、中国で既にコピー品が売られている、ということはよくある。写真や動画を見ただけでどういうものか分かる、シンプルなオモチャやガジェットは、特にそういうコピー品が多く、オリジナルのプロジェクトがまだ出荷されていないのに、コピー品は10分の1の値段で売られている、ということすらある。 上の画像で示した3つのプロジェクトは、それぞれ最初にクラウドファンディングで発表されたものだ。 「FIDGET CUBE」はひところはやった「無限プチプチ」のようなオモチャで、立方体の6つの面それぞれにダイヤルキーやクリック感のあるスイッチなどが付いていて、何かが操作できるわけではないが、無限にカチカチして手持ちぶさたな時間を使うことがで

    コピーキングの異名を持つ中国の発明家「山寨王」の考える中華コピー対策|fabcross
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2017/05/31
    【高須正和】“コピー品がヒットするとさらに安いコピー品が作られる。やがてどう作ってもほとんど利益が出なくなる状態を、中国では山寨死と呼ぶ”
  • 世界のベンチャーに対して見せた、日本製造業の可能性 —HWTrekのAsia Innovation Tour 世界のサプライチェーンレポート—|fabcross

    前回(量産サポート)、前々回(プロトタイピング環境)と深センのサプライチェーンを紹介したが、HWTrekのツアーはその後京都/大阪と続いた。日にも海外から発注を受ける製造業者が、さまざまなスケールで存在する。HWTrekは京都/大阪について、「深センとは違うクオリティの製造業がある」と紹介した。世界のスタートアップが日で見た製造業のクオリティを紹介する。 世界一のデバイスとスタートアップが出会う:村田製作所 スタートアップたちのテンションが上がったのは、村田製作所を訪れた際、展示されていたこの積層コンデンサを見たときだ。グラスに10万個の積層コンデンサが入っている。一番左のものは肉眼ではグラスの底にわずかに粉が溜まっているようにしか見えない。このグラスの中に数百万個を入れることも可能だろう。

    世界のベンチャーに対して見せた、日本製造業の可能性 —HWTrekのAsia Innovation Tour 世界のサプライチェーンレポート—|fabcross
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2017/01/20
    【高須正和】
  • 深センの公板/公模 700円の粗悪アクションカメラに見るイノベーション|fabcross

    「世界の工場」と呼ばれる中国の深センでは、アクションカメラや携帯電話が数百円程度で販売されている。経済大国となった中国はもう人件費の安さで勝負する国ではないにも関わらず、流行したガジェットの価格はどんどん下がるエコシステムが構築されている。今、そのエコシステムは世界のMakersに対して新たなムーブメントをもたらす可能性を示している。深センのエコシステムについてレポートする。 「Makersのハリウッド」「ハードウェアの首都」「世界の工場」などと呼ばれる深センや近隣都市は、世界中の製造業が集まる場所だ。多くの製造業が集積され、その製造業を支えるエコシステムができている。 工業は一瞬のうちに、優れた少数の人間が発展させるものではなく、数十年のスパンでだんだんと伝播されていくものだ。最初は先進国からすべて運ばれ、指導されていたテクノロジーはだんだんと現地に根付いていき、そのエコシステムを背景に

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