健康保険の対象外で高額な不妊治療にかかる費用を保障する保険が、生命保険業界では初めて、来月から販売されることになりました。 こうした中、業界最大手の「日本生命」は、女性ががんなどの病気にかかった場合に備える保険の保障の内容に、業界で初めて不妊治療を受けた際、給付金を支払うことを盛り込み、来月から販売することにしました。 具体的には、保険の対象となる人が「体外受精」や顕微鏡を使う「顕微授精」という治療を行った場合、1回につき5万円から10万円の給付金を、最大12回、受け取ることができるということです。 保険の対象となるのは16歳から40歳までの女性で、保険料は年齢によって月払いの場合で9500円台から1万800円台となります。 ただ、保険を成り立たせるため、給付金を受け取ることができるのは保険に加入して2年がたったあとからだということです。 不妊治療を対象にした保険商品は、ことし4月に金融庁