チリ沖、デスベントゥラダス諸島周辺の深海を探索していた、海洋生物学者のエンリック・サラはこの奇妙な深海クラゲに出会ったとき衝撃を受けた。 このクラゲ発見以前までのクラゲといえば『ゼラチン状でブヨブヨ、ひらひら』といった印象であったはず。 しかし、このクラゲを見てみるとなにやら怪しげで固そうな赤い突起がいくつも付いている。 深海2300mで、このクラゲを発見した調査隊も非常に驚いたという。潜水艇の分厚いアクリルを通して人類が始めて見たであろうそのクラゲには、クラゲには似つかない赤い固そうな部位が付いていた。 そもそもこの生き物は本当にクラゲなのか? という疑問すら湧いてくる。 このクラゲ、泳ぎ方もおもしろいらしく固い足のような部位をつかって回りながら泳ぐようだが、やはり文章からでは正確にはわからない、一刻も早くこのクラゲの泳ぐ映像を観てみたい!。 チリ沖、デスベントゥラダス諸島周辺の海域は未