印刷 「箸の橋」の渡り初め=砺波市庄川水記念公園 割り箸を束ねて橋にした「箸の橋」が、砺波市庄川町の庄川水記念公園にお目見えした。使用済みの箸7万本を塗り固めて作った。10年はもたせるという。 開通式が8日にあった。橋は公園の「ひょうたん池」のくびれ部分にかかり、長さ2メートル20、幅75センチ。地元の若者らが富山市などの飲食店の協力で3年がかりで箸を集め、1年でアーチ状の橋にした。 「語呂合わせでもいいので、何かで日本一を」と仲間11人で計画したという宮窪大作さん(37)。「まさか本当にできるとは。ほかにはない日本の名所に」と期待して「日本橋(箸)」と名づけた。