埼玉県坂戸市の公園で2日、市立千代田小学校の児童2人が男に襲われ、腕に引っかかれたような跡がついた事件で、男が振り回した木の枝が児童に当たった可能性が高いことが県警の調べでわかった。 男が刃物のようなものを押しつけたとの情報があったが、県警は児童の腕の跡などから、刃物は使われなかったとみている。 県警によると、2日午後4時すぎ、公園の東屋(あずまや)のベンチで寝ていた男2人に、5年生の男女3人が近づいた。女児が携帯電話で写真を撮ろうとしたのに気づいた男が怒って児童らを追いかけた。3人はいったん逃げた後、ベンチに戻ったところ、男の1人が枝を振り回し、児童2人の腕に当たったとみられる。 児童は男について「以前も公園で見たことがある」と話しているといい、県警は所在を捜している。 関連リンク埼玉・坂戸、子ども見守り態勢強化 公園で襲われる被害(7/3)最新トップニュース