J2の日程が発表された際には「試練の6連戦」に思えたかもしれないが、終わってみれば、今シーズンを戦う上で「やれる」との確信が強まったに違いない。 昇格候補と目される元J1チームとの対戦が続いた2節から7節までを、2勝3分け1敗の成績で駆け抜けたファジアーノ岡山のことだ。 その結果は、以下のとおり。 2節 大分トリニータ戦 ○1-0 3節 セレッソ大阪戦 △1-1 4節 ジェフ千葉戦 ●0-1 5節 大宮アルディージャ戦 △0-0 6節 徳島ヴォルティス戦 ○2-1 7節 ジュビロ磐田戦 △1-1 序盤のヤマを越えた翌節は、ロアッソ熊本に3-0で勝利。例年にも増して混戦の匂いが漂うJ2で首位の磐田と勝ち点差4、C大阪や大宮を上回る5位につけている。 昨シーズンのJ2を席巻したのは、冒険的なスタイルでダイナミックに走り切る湘南ベルマーレや松本山雅だったが、岡山もまた“