ラーメン屋でラーメン食ってた時、なんとなくカウンターに置いてあった英語のメニュー表を見ると、roasted park という文字列が目に入った。 すぐに(porkと間違えたんだな)とおもって、カウンターの奥にいる店主に教えてあげようと思った。 「店主、これスペル間違えてますよ」 「え?、ああこれね、常連の大学生が書いてくれたんだよ。最近外国のお客も多いからねえ」 「ほら、ここ、ポークがパークになってますよ。このままじゃ公園が焼かれたことになる」 「…え?」 「いや、ここ、OがAになってるでしょ?」 「そうなの?」 どうにも会話がかみ合わない。 店主は 「間違ってるなら直してくれる?僕、外国語わからないんだよねえ」 と言って油性ペンを渡してきた。僕はAを塗りつぶし、その上段にOを書いて、 「ほら、これでパークがポークになったでしょ?」と確認を促す。 「そうなの?こんな風に上に書いてもわかるの