プロフィールを紹介されると開口一番、「僕はいま、(メルボルン・ヴィクトリーFCと)5月末で契約が切れるから、正確には無所属。(言ってみれば)“ニート”なんです」と冗談めかして答えた。飄々とした言葉の端々に、余裕が感じられる。 “人生の大事なことはすべてインターネット文化から学んだ”世代の観客たちは、爆笑に包まれた。 本田は現在、エンジェル投資家として日米で約50社、自身がかかわる投資ファンドも含めると総計で約80社のスタートアップに投資している。投資先は、基本的に創業初期、いわゆるアーリーステージばかり。創業初期のスタートアップへの投資は、一般にリスクが高く、「目利き」でなければ難しいとされる。 会場の参加者たちは、ほぼ全員が現役のコンピューターのエンジニア(プログラマー)。なかには起業している人もいるだろう。 司会を担当したマイクロソフトのエバンジェリスト・西脇資哲も含めて、「本田がなぜ
![本田圭佑が開発者に熱く語った50分「僕がエンジェル投資家をする理由」【de:code2019】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e698807c6f6fa4e13088dfde0dfd9486a3fd739/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2019%2F05%2F30%2Fdecode_honda-10.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)